緊急事態宣言が発令されて早1ヶ月。なんとか自粛生活を頑張っているせいか、感染者の数も落着いてきているようにかんじます。

 

我々の大阪のリーダー、吉村知事も「大阪モデル」を打ち出して、出口戦略に向けて対策を練ってくれています。

 

ただ、ワクチンや明確な特効薬が出ていないので、引き続き油断をせず、気を引き締めて、ステイホーム、マスク着用、消毒などの感染防止対策を行っていきます。

 

そんな不安でいっぱいなコロナ禍の中、ひとり事業のメリットも感じています。

 

ひとり事業は背負い込むものが少ない

わたしは税理士として独立開業して以来、ひとりで事務所を運営しています。

 

ひとり事業です。

 

ひとりだからといって「気軽だ－♪」と安らいでいるわけではありません。

 

ひとりはひとりならではの重圧やデメリットがあります。

 

万が一、自分が事故や重い病気に罹患した場合「どうしたら…」という不安は常に隣り合わせですし、
難しい案件でもひとりで悩み考え仕上げ、セルフチェックをしなければなりません。
（本当に悩んだら同業者のコンサルティングを受けたりはしますが。）

 

しかし、今回のコロナ禍に直面した際、ひとり事業だったので、テレワークに入るのも難なくスムーズに出来ました。

 

もし、従業員がいたら、テレワーク用のパソコンなどのIT器機を別途準備したり、テレワークで働いてもらうための仕組み作りなども検討しなければならなかったでしょう。

 

また、もし従業員に給与を支払うことが厳しい状況に陥ったときに、雇用調整助成金をはじめとする様々なことも検討しなくてはならないでしょうし。

 

ひとり事業な分、とりあえず、そのようなことからは解放され、自分ひとりのリスク管理だけを考えていればOKなので、その点でいえば、背負い込むものが少ないと言えます。

 

世間が騒がしい状況の中でも、静かに税理士の仕事のみに向き合いたいわたしにとっては、これはメリットになっています。

 

移転も身軽

この5月末をもちまして、今まで借りていましたレンタルオフィスを解約することにしました。

 

これまで便利に利用してまいりましたが。

 

解約の理由は、今回のコロナ禍に遭遇し、レンタルオフィスはリラックスして仕事ができる環境でなくなってしまったことです。

 

まず、利用にあたって、マスク着用が義務づけられました。

 

個室を借りているので、そこではマスクを外すことはできますが、廊下やラウンジなどの共有スペースでは、マスク着用です。
（共有スペースでは他の方々もいらっしゃるため。）

 

感染リスクのことを考えると、義務づけられなくても、自主的にマスクは着用するようにしたいとは考えてはいます。

 

しかし、ちょっと個室をでる都度「あ、マスクつけなくては・・！」とやっていることに、窮屈さをかんじてしまいました。

 

また、今回のコロナの件で、対面ではなく、オンライン会議も取り入れてみて、そのことでも不都合を感じるのではないかと。

 

オンライン会議は、便利ですし、お客様によっては、オンラインの方がマッチする場合があり、今後も一定のケースで取り入れていこうかと考えています。
（お客様のご状況で柔軟に。）

 

しかし、レンタルオフィスは、オンライン会議がやりにくいのではと思いました。

 

わたしが借りている個室の位置がたまたまなのか、結構、周りの声や音が聞こえたりします。
（話の内容までは分りませんが。）

 

普段は、わたし一人が個室にいて、ほとんど電話もない状況なので、問題はありませんでしたが、オンライン会議だと、自分の声とかが個室外に聞こえてしまうのではと危惧しました。

 

4月のオンライン会議は全てテレワークにて自宅で行い、問題ありませんでしたが、今後、オフィスでのオンライン会議のことを考えると・・。

 

そのようなかんじで、共用スペース利用の件を含めて、いろいろと神経を使うことがあるなと・・。

 

わたしの望んでいることは、余計なことに神経や気を使うことなく、安心して穏やかに仕事に打ち込むこと。

 

それを考えると、せっかく契約しましたがレンタルオフィスはその条件を満たさなくなると考え、今月末をもちましての解約の運びになりました。

 

コロナまでは「狭いながらも楽しい我が家」みたいなかんじで気に入ってましたので、残念ではあります。

 

周辺にはたくさんの飲食店もあり、使い始めた当初は、「いろいろ開拓しよう♪」と楽しみにしていました。

 

しかし、いつもギリギリまで仕事に集中して、ゆっくり開拓する時間もなく、結局、わたしが行ったお店は、ごく近くのラーメン屋と、「ひとり王将」、「ひとりサイゼリア」だけでした。。

 

 

わたしらしい・・（苦笑）

 

でも、「ひとり王将」などは、周りはくたびれたサラリーマンのオジサンばかりなのに、その中に混じって安らぎを見いだしていました。

 

キラキラ女子が集うようなオシャレなレストランなんかよりも。（やっぱりオッサンやな。）

 

次のオフィスは、同じ中央区の森ノ宮の方になる予定で、今よりも2駅ほど自宅からは近くなります。

 

緑多い大阪城公園の近くで、「仕事の合間に大阪城ランをする」のが夢です。笑。

 

わたしのパワースポット　聖マリア大聖堂にも5分ほどで歩いて行けますので、仕事に疲れたり、ズタズタに傷付いたら（どんな仕事や？）、静かに祈りを捧げにいこかな。

 

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以上のようなかんじで、このコロナ禍の中、改めて、環境の変化に対応しやすいひとり事業のメリットを感じましたので書いてみました。

 

まだまだ緊張の状態は続きますし、移転などでバタバタもしますが、なんとか乗り越えて参りたいと思います。

 

☆★☆　編集後記　☆★☆
ステイホームだった2020年のGWも終りました。
わたしはお仕事（特に後半）で家呑みすら出来ませんでしたが、今日は少し落ち着きです。
この記事投稿したら何か飲もかな～？