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今年はまだ言われたことはないのですが、去年の個人の確定申告時期に何度か

 

「かき入れどきですね。」

 

という言葉をかけられました。

 

その度に、なんとなく自分の中で

 

『しっくりこない。。』

 

という心の声を聞きました。
(「そんなことないですよ。」とにっこり答えましたが。)

 

自分の勘違いもあった(ちょっと恥ずかしい・・)

『かき入れどき』とは『書き入れ時』とのことで、
商売で売れ行きが良い時には、取引の数字などを帳簿に書き入れることが多くなることにその由来があるといわれます。

 

実はお恥ずかしいことに、わたしは、
『お客様や儲けをかき集める』みたいな意味と勘違いしておりました。。

 

勘違いしておりました原因として、毎年1月10日前後に行われる
戎さんがあります。

 

戎神社で行われる「商売繁盛、笹持って来い」の戎さんです。
(主に関西の祭りごとです。)

 

大阪は今宮戎神社の戎さんにいくと、福笹という笹の枝に縁起物を付けて貰います。

 

しかし、神社周辺のお店では、熊手に縁起物をつけたものも多数売られていました。

 

ネットで調べてみると、熊手も「金運をかき集める」という意味が込められた縁起物とのことでした。

 

思い起こせば、幼い頃、鳥取県の田舎の庭の隅には、竹で作られた熊手が置かれていた。

庭のあちこちに積もる落ち葉をその熊手でかき集めたものです。

 

 

そのような経緯から、「かき入れどき」の意味についても、
『お客様や儲けをかき集める』みたいな意味と勘違いしてしまっていたのです。

 

なので、

 

「かき入れ時ですね!」と言葉をかけられると、

 

「そんなことないですよ。」とニッコリ笑いながらも

 

『いや、お客様をかき集めるつもりは・・』
『熊手でかき集めるつもりなんて・・』

 

と、なんとなくモヤモヤしながら心の中で静かに反論していたのでした。。

 

今年もいよいよ年末となり・・

「またかき入れ時って言われる時期がやって来たね。。」と思いながら、

なんとなくその言葉をネットでググってみますと、上述しました、『書き入れる』の由来が出てきて、自分の勘違いに気付きました。
(恥ずかしい・・(>_<))

 

しかし『書き入れ時』にしても、そのニュアンスとしては、『儲け時』です。

 

確かに多くの税理士にとって個人の確定申告時期は、売上げが伸びる時期ではありますので、間違いではありません。(ありがたいことにうちも例外ではなく。)

 

それでも、自分の中でまだ少ししっくりこない部分があるのは、
いわゆる繁忙期であっても、仕事に忙殺されないよう改善したいと思う気持があるからなのだと思います。

 

『書き入れ時だ!』と髪を振り乱して働きづめになることは危険です。

ひとり仕事は健康が第一ですし、仕事の質が落ちないように留意する必要があります。

 

また、年中を通して税理士業以外の部分も充実できるような働き方を目標にしたいと思います。
(今年の確定申告時期にフルマラソンに挑戦していた同業者の方々がとてもカッコ良かったです。)

 

☆★☆ 編集後記 ☆★☆
お客様よりドライブレコーダーを頂戴しました。
前回のお打合せ時に、
「わたしの車、ドライブレコーダー付いてないんですよ。」
「それは付けた方がいいですよ。」
みたいな会話をさせていただきましたが、
本日にご用意下さっておられ。
ありがたいです。

 

☆★☆ Run Diary ☆★☆
2018年12月10日・・4.48km
とても寒い日だったみたいですが、
寒い中のランニングに慣れてきたかも!?
走ることはやっぱり楽しいなと。