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週末に行われたフィギュアスケート グランプリファイナル 女子シングルで16才の紀平梨花選手が優勝しました。

 

グランプリファイナルは10月から各国で開催されているグランプリシリーズで好成績を収めたトップ6の選手のみが出場できる試合で、とても見応えがありました。

 

紀平選手はシニア初参戦でのファイナル制覇とのことで、その優勝は浅田真央さん以来の快挙。マスコミでも大々的に取り上げられていました。

 

フリーの演技では冒頭のトリプルアクセルで手を付いてしまうミスはあったものの、その後はしっかりと立て直し、高得点をたたき出しての優勝でした。

 

プレッシャーのかかる場面で16才とは思えないほどのメンタルの強さ。
本当に素晴らしいです。

 

紀平選手、高校は通信制に通っているとのこと

美しく質の高いスケーティングのみならず、外見も可愛らしいので、
すっかりファンになったわたしは、紀平選手のネット記事も色々読みました。

 

するとストイックにスケートに打ち込む紀平選手の様子が色々伝わってきました。

 

まずは、

 

力強いジャンプを跳ぶ為に筋肉を強化している

食事制限もしっかりしている(お弁当も自分で作る)

スケートに集中するため高校は通信制

 

などです。

 

トップ選手ともなれば、並みの人達とは生活が全く違うようですね。

 

なかでも、スケートに集中するために高校もあえて通信制を選んでいるあたりが並々ならぬスケートへの集中がかんじられます。

 

大げさな言い方をすれば「高校生活を投げ打って」とも言えるのではいでしょうか。

 

人の意見によっては

 

「普通の高校生活を送れないなんてもったいない。」
「貴重な青春時代なのに。」

 

と思う人もいるかもしれません。

 

しかし、

「高校は毎日通学するもの。」という枠にとらわれずに、
1番頑張りたいスケートを優先させるために、あえて時間の融通がきく通信制を選ぶ。

 

紀平選手の人生にとってこれが最善の選択なんだと思います。

 

高校に通学すれば、皆と同じように授業を受けられずにジレンマに陥ったり、
余計な人間関係に悩まされる可能性だってあるでしょう。

 

そんなネガティブな可能性を自分の意志でremoveできるのは、16才にして強い本当に強い志を持った選手だと思う。

 

これからも、自分が選んだ環境の中で存分にスケートに集中し、活躍していただきたいです。

 

ひとりを選ぶ理由の一つは自分に集中したいから

紀平選手の「スケートに集中したいから高校は通信制を選ぶ」と一緒にするのは誠におこがましいのですが、

 

わたしも「自分に集中したいからひとりを選ぶ」ところがあります。

 

集中したいことは、仕事のみならず、家族、趣味などのプライベートも含みます。

 

人を雇えば、次のようなメリットがあります。

 

・面倒な作業をスタッフにやってもらえる。

・スタッフに仕事をふって空いた時間で別の仕事に集中できる

・事務所的に見栄えがよい。(世間一般でいう事務所らしくなる。)

 

世間の目というのは、まだまだ拡大志向寄りで、
ひとり事務所 = 残念感あり、という空気が少なからずあるのかなと。

 

しかし、わたしにとってひとりでいるメリットは、人を雇うメリットを
遙かに上回るものがあります。

 

・誰の目も気にせず、自分のペースで仕事ができる

・人件費を気にしなくても良いので苦手な仕事を無理して獲る必要がない
(自分ひとり養える売上げだけを考えればよい。)

・広いオフィスを借りる必要がない
(来客時にお茶を出してくれる受付スタッフの在中のレンタルオフィスをあえて選んでいます。)(女性1人でいても安心ですし。)

・スタッフ同士が仲が悪くなったら・・等の人間関係の心配なし。
(少人数組織の人間同士はどうしてもひずみが生じやすい。)
(女同士のスタッフの場合、うまくいかないケースをこれまで何度も見てきた。)

・スタッフがもし辞めてしまったら・・の心配なし

 

などなどの「ひとりのメリット」は計り知れなく大きい。

 

人を雇うことで効率化できたとしても、不本意な仕事を取ったり、人間関係の悩みによりパフォーマンスが低下したり、資金繰りが苦しくなっては本末転倒です。

 

それなら初めから自分ひとりでうまく回していけるように努力することが自分の方針に適っていると考えます。

 

周りに左右されずに自分の信ずる道を突き進もう

冒頭で紹介した紀平選手の通信制の高校についても

 

「普通、高校くらい通学で行くでしょ。」
「貴重な青春時代は一生に一回だけだよ。」

 

などの周囲の多数派の意見にグラグラ左右されると、全く成り立たないでしょう。

 

「周りがなんと言おうと、私はスケートに集中したい。」
「そのために、高校になんか通学しないでいいんだ。」

 

という強い気持があるからこそ、紀平選手の今の強さがあるのではないでしょうか。

 

わたしの現在の「ひとり事務所」もそうです。

 

周りから「スタッフも雇えないなんて残念な事務所」と思われたとしても、
それはそれで構わないのです。

 

人にどう思われたとしても、自分の信念さえしっかりしていればいいのですから。

 

自分の生き方が変わるわけではありません。
(大事な部分まで他人に浸食されない。)

 

1番大事なことは「自分がどうしたいのか」ということ。

 

「みんなと一緒でなきゃいけない。」
「人と違っていることは不安だ。」

 

と日本人はとくに思いがちで、人と違うことを怖れる傾向にあると思います。

 

しかし、そのことで自分の可能性を摘み取ったり、自分が本来臨まない方向に進んでしまうことの方がよほど怖いことであり、残念なことです。

「自分はどうしたいのか」ということを最優先に考えてみましょう。

 

仮に我が道を進んだことで、万が一、失敗することがあったとしても、
自分が決めた道であれば納得できるはずです。

 

それに、失敗しても、そこからまた方向性を検討したらいいのではないでしょうか。

 

私事でいえば、仕事のみならずプライベートまでも一般的な普通とは違うかも・・とは思っていますが、自分で選んだ人生ですし、とても幸せです。
(毎日自然に笑顔になれる日々。)
(仕事で過呼吸になるときもありますが。)

 

思い切って潔く進んで行きましょう。

 

☆★☆ 編集後記 ☆★☆
日曜日もお仕事でした。(内勤ですが。)
このお仕事が終われば、気持がとてもラクになると思いますが、
まだもう少しかかりそうです。

 

☆★☆ Run Diary ☆★☆
2018年12月9日・・5.04km
お昼のランニングもとても寒くなりました。
対策を考えなくてはと思います。