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今年に入り、HPに表示している事務所のサービスの値段を税抜きの金額から税込の金額に変更をしました。

何気ない買い物がきっかけ

年末に大掃除用の長袖Tシャツ的なものを買いにファッションセンターシマムラに行きました。

手にしたTシャツの値札には1900円と表示されていましたので、

「支払いは2000円ちょっとね。」と思いました。

しかし、レジで、「1900円です。」と言われて、

「税込金額なんだぁ~」と気づきました。

千円札2枚を差し出し、お釣りを100円いただきました。

頭の中では、千円札2枚プラス小銭をだすつもりでいましたので、

なんだかトクした気分ですし、

些細なことですが、ちょっと感動してしまいました。

それくらい、普段は税抜き金額表示に慣れてしまっていました。

(普段利用する買物関係のお店は、ほとんどが税抜き表示。。)

同時に、

税込金額表示はお客様サイドにとって明瞭で、親切だなと感じました。

それが、事務所の値段も税込価格表示にしなくては、、!と思ったキッカケです。

 

税抜き価格表示だと、一見安く見せることはできますが

これまでは「○○円+税」みたいに表示を行ってきました。

きちんと税抜き金額であることはお伝えしてきたつもりです。

でも、それなら、「+税」としなくても、
きちんと8%(2018年1月時点)込みの金額で表示した方がより親切だなと思いました。

(「10,000円+税」ではなく、「10,800円(税込み)」みたいなかんじで。)

税抜き価格表示にしていると、消費税分安く見せることができ、

一瞬でもお客様側にオトクな印象を与えることができるかもしれません。

値段は何かを選ぶ際の大きな基準となりますので、

安い値段はそれだけに選ばれる基準ともなるものです。

 

しかし、入り口の部分で安く見せかけといて、

実際の請求のところでしっかり税込金額を請求することは親切でないなと思いました。

 

去年まで、初回面談の際には、

念のために「税込にすると○○円です。」とお伝えするよう留意しておりましたが、

「あ、そうなんですね、、?」という反応をされる方もいらっしゃいましたので。

 

お忙しい中の時間を使ってサイトをご覧いただいてるお客様に

入り口の部分でわかりやすい価格を表示することは大事だなと改めて思います。

お客様にとっては、正味支払うお金がいくらなのかが大事な訳で

税抜き価格にしていた理由に、

まもなく到来する、消費税率が10%になるということがありました。

10%になった時に、また値段の修正をしなくてはならないよね。。

だったら、「○○円+税」でいいや~と。。

すみません、ずぼらで。。

でも、そんな手間は大したことではないですよね。

お客様にとってわかりやすい値段を表示することの方がよっぽど大事なことです。

お金を払う側にとったら税抜き金額なんてどうでもいいものです。

正味支払う金額が大事ですから。

 

安さを売りにしていないので

今や激安の税理士事務所も増えてきています。

そんな中、入口の部分で少しでも安くみせかけることも必要なことかもしれません。

しかし、もともと安さで選んでもらえるよう勝負しているわけではありませんので、
(ひとり事務所は安さでは大量生産型事務所には勝てません。)

激安ではないけれども、資格のない担当者ではなく、代表税理士が全てを担当させていただき、
経営者に寄り添わせていただくことを売りとしておりますので、

値段で選んでもらえないのであれば、それは単純にご縁がないことなんだと思っています。

値段についてはこれからも、わかりやすさを最優先にしていきたいと思います。

(注)「安さを売りにしていない」と申しましたが、当事務所の値段については、
相場的には「安くもなければ、高くもない」と思っております。
(どちらかというと、安い部類に入るのでは・・?という気も!?)

 

☆★☆ 編集後記 ☆★☆
本日の午前中は税務顧問の面談など。
素敵な女性経営者様。
お仕事のお話を聞いているとワクワクしてしまいました☆
お力になれるといいなと思いました。