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こんにちは。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

昨日行われたフィギュアスケート国別対抗戦 男子ショートプログラム

羽生結弦選手が今季2番目に悪い点数で7位に沈んでしまいました。

はじめ、氷上に登場した羽生選手は全身から気迫がみなぎっているように見えて

「今日はどんな神ワザ演技を見せてくれるかな?」と見守っておりました。

しかし、冒頭の4回転ループが1回転になる。

「ヤダーーーーー」思わず悲鳴。

続く連続ジャンプは4回転サルコーの着氷で右手をついて単発になった。

後の羽生選手のコメントで

「自分の中で余計な気持ち、思いが入りすぎてしまった。」とのことでした。

うーーーーーーーーーーん・・・

難しい競技なのね・・フィギュアスケートって。

だから気になって見てしまうんですけどね。

良い演技をしたい、成功させたい、と強く思いを持って競技に臨むことは

大事なことだと思うんですけど。

あまり、思いが強すぎてはダメなんて・・

気持ちが強すぎると、心も体も固くなってしまうからなんでしょうね。

強い気持ちも大事かもしれませんが、固くなりすぎないようにリラックスした部分、

楽しむ余裕がある部分も必要だということでしょう。

でも、リラックスしすぎて油断したら、それはそれでダメでしょうし。

難しいですが、

気持ちのバランスが大事だということですね。

これは、フィギュアスケートだけでなく

様々なスポーツなどにおいて、

そして私たちの仕事や勉強や子育てなどの全てにおいても言えることかもしれません。

 

仕事の営業の場面で

仕事において、お客様からお問い合わせをいただき、

面談させていただく場面において

ご契約いただくことは、やはり嬉しいことですが、

過度な営業プッシュは私自身がされたら嫌なので、絶対にしません。

いろいろお話させていただいて、

私という税理士を、人間を見ていただいて、

サービスの内容や料金等を知っていただいてから

買うかどうかご検討いただけたら、と考えています。

仮にご契約いただいた場合、

仕事をさせていただくうえで、

お客様のサイフの中を全部、見せていただかなくてはなりません。

一定の部分だけ見せて、一部分だけは隠す、ということだと

良い仕事はできませんので。

信頼できるかどうか、じっくり決めていただかないと。

 

主役は、お客様です。

 

確かに、仕事をとる、ということは事務所の経営では大事な要素ではありますが、

「何がなんでも、契約取る!!」と鬼気迫る表情をしている税理士なんか

私がお客様の立場だったら、絶対嫌ですね。

あまりにも消極的すぎてもダメな気もしますが。

あまり深く考えずに自然体を見ていただけた方がいいですね。

売上げを取りに行くことは大事なことですが、

ガツガツいかないほうが、上手くいくと思います。

営業的要素とプッシュしない気持ちのバランス、大事ですね。

 

税理士試験で

法人税法を2回目に受験したとき、

何がなんでも、合格したいと思いました。

本当は一発合格したくて、したくて、したくて、したくて

望んだ1年目、残念ながら不合格でした。

成績もそこそこ良かったのに・・

その雪辱を果たしたくて、挑んだ2年目。

理論は完璧に覚えたし、

直前答練では全て成績上位だったし、

全国模試も成績優秀者のページに名前も載った。

絶対大丈夫と思っていました。

 

しかし、不合格でした。

 

理論で考えすぎて、計算で時間が足りなくなる、という失態をおかしたのです。

法人税に合格したい、という思いが強すぎたのでしょうか。

その翌年、次は相続税を加えて受験しました。

まさか、どっちも合格点を超えて、官報合格、なんて奇跡はないやろうと思いましたが、

 

どちらかが合格できたらいいなぁ、

数打ちゃ当たる!

 

ぐらいの心構えにチェンジしました。

法人税の成績は、相続税に時間を割いた分、少し落ち込みましたが、

その年、ようやく法人税には合格できました。

相続税を導入して、違う雰囲気にしたことで風向きが変わったのでしょうか?

「何が何でも取りに行く!」と強い気持ちも大事ですが、

ある一定のレベルを超えると、

リラックスすることも勝負では大事なことだと実感しました。

 

些細なことですが、子育てで

子どもが小さいとき、

子どもが寝入る為には、添い寝が必要でした。

しかし、なかなか寝ない。

『早く寝てくれて、家事の続きをしなくては!』

『明日はTACで実力テストなんや、早く、寝てくれ!』

と強く思い、イライラしている時にかぎって、なかなか寝てくれませんでした。

それより、もう、こちらも諦めて、

「もう諦めやな・・」とか

「しゃーない・・」

とリラックスモードに入ったときにかぎって、寝てくれたりとか。笑。

 

少し話しがズレましたが、

上手くいくためには、

強い気持ちと余裕を持てる気持ちのバランスが

やっぱり大事だと思います。

 

<編集後記>
ブログではよくフィギュアスケートの羽生選手について書いてるんですけど、
男子の選手で1番好きなのは、宇野昌磨クンです。
勝手に息子に似ていると思っています。
(↑ ほんとうに親の勝手な思い込み)
(知ってる人がブログ見てませんように。笑。)

それでは、よき週末を(*^_^*)