こんにちは。
ご訪問、ありがとうございます☆☆☆
先日、独立開業をさせていただいて初めて契約の解除をさせていただきました。
契約といいましても、顧問契約ではなく、単発的なお仕事の契約ではありましたが。
(どのようなお仕事であるかについては、省略させていただきます。)
単発のお仕事でありましても、完了までに一定の手間暇を要するもの等につきましては、
事前にきちんと契約書を締結して、受任させていただいております。
今回の解除は、契約書を締結後、少しづつお仕事を進めさせていただこうとしていた矢先に、
とあることが判明しましたことが端を発しております。
そしてお客さまは間違った方向に進みたいと望んでおられました。
「それはダメですね。」と申し、少し説明をさせていただきました。
お客さまはもともと控えめな大人しい感じの方で、すっかり口数が少なくなってしまいました。
形容するなら「貝のように」といいましょうか。。
とりあえず、帰ることにしました。
こんなとき、どうすればよいのだろう。。
この事態が仮に無かったとしても、採算が取れるか取れないかくらいの値段にもなってしまってました。
値段を提示した後に、いろいろな事が判明し(叩けば出る埃のように)、
(税理士業は、実際に仕事を進めてみないと分らないことがたくさんあります。。)
思いの外、労力や手間がかかる仕事だと推察されたのです。
最初に結んだ契約書には一定の事由が生じたときには、契約を解除できる旨を明記していたので、
即座にお仕事をお断りするのは可能な状態でした。
降りる前に、逃げる前に、きちんと正しいことを伝えなければならない、と思いました。
嫌悪してすぐに離れようとするのではなくて、ちゃんと分っていただかないといけない。
あの方々は何も分っていないのだ。
そんな人達を正しい道に導くのも専門家としての務めのはずです。
わたしという税理士は単純に税金を計算するだけの存在ではない。
もちろん、ハイ、ハイとお客さまの言いなりになるだけの税理士でもありません。
お客さまが間違った方向に向かおうとされるときには、
言いにくいことも言わなければなりません
分っていただきたくて、資料も作り、再度、ご説明のための時間を設けさせていただきました。
少し、お客さまのお心も動いたかな・・と期待をしたのですが、
(2,3日考えたいと仰いました。)
無理でした。。
残念でした。。
今回のような事態が起きたときには、仕事を断ることについてを軸として持っていました。
このようなかたちの解除に伴い消える売上げについては、未練はありません。
「先生には絶対に迷惑はかけませんから。」と仰られる場合もあるでしょう。
でも、そんな問題じゃないんです。
「バレなければ大丈夫。」「スルーされるだろう。」と考えながら仕事を引き受けることはありません。
これからも、自分の軸にブレないように頑張っていけたらと思います。
(多少ブレるのはしかたないけど、ブレるわけにはいかない軸がある。)
☆★☆ 編集後記 ☆★☆
昨日は久々に夕飯の準備を母にお願いしました。
遅く帰ると、わたしの分のゴハンも用意されてました。
帰ってすぐに温か~いゴハン。。
後片付けもキレイに終わっていて、上げ膳据え膳状態。
勤務時代に母から無償で受けていた
これらのサービスがいかにありがたいかが分りました。
でももう、これに甘んじるわけにはいかない。。
わたしの修行の旅は続きます。
がんばれ、わたし!
負けるな、わたし!
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