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フィギュアスケート フランス杯 女子シングルで16才の紀平梨花選手が優勝しました。

 

紀平選手といえば、女子選手の中では数少ないトリプルアクセルを跳ぶことができる選手で、昨年のジュニア時代から楽しみな選手だと注目していました。

フィギュアスケート全日本選手権 女子シングル 心に残った選手1位~5位☆美しくも厳しい氷上決戦、感動をありがとう☆

 

11月前半に広島で開催されたNHK杯ではフリープログラムで華麗なトリプルアクセルを2度も決め、ショート5位からの逆転優勝を飾ったことはまだ記憶に新しいです。

 

しかし、その紀平選手、今回のフランス杯ではトリプルアクセルを成功させることはできませんでした。

 

ショートでは1回転半となってしまい、フリーでは冒頭のトリプルアクセルで着氷時に少しバランスを崩して回転不足を取られました。

 

TVの前で応援するわたしは「2つめは大丈夫かなぁ。。」と心配に。

 

しかしそれは杞憂でした。

 

紀平選手、2つめのジャンプはトリプルアクセルを回避し、
ダブルアクセル+トリプルトーループでまとめて無事に美しい演技に繋げていきました。

 

後からインタビューを聞くと、直前に筋肉の状態がよくなかったので、
3アクセルは止めて難度を下げ、2アクセルに変更し確実に点数を取りに行った
とのことでした。

 

緊張でいっぱいの試合の最中に機転のきく判断ができるのはすごいと思います。
柔軟に頭を切り換えて点数を取りにいくことは、勝つためには必要なことだったのでしょう。

 

紀平選手のコメントを聞いて、
「税理士試験と似てるな」と受験生時代を思い出していました。

 

緊張感の中でも柔軟な切替判断が必要な税理士試験

具体的には「点を取るのが無理そうだ」と思うような問題はさっさと切捨てる迅速な判断が必要です。

 

税理士試験の問題の中には「これまでに見たこともないような」問題が必ず含まれています。

 

わたしは簿記論、財務諸表論、法人税法、相続税法、消費税法の5科目を受験しましたが、
これらの科目は全てにおいてそうでした。

 

一見して解答する意欲が失われるような問題も含まれていましたし。

 

そんな難度の高い問題に食らい付いて多くの時間を費やしてしまうことは大変危険なことです。

 

「後回しにしよう。」と柔軟に機転をきかせましょう。

 

難度の低い問題を見つけて慎重に解答をし、確実に点数を稼ぐことは勝つ為にはとても大事です。

 

難度の高い問題は、時間がかかる割には正解しているかどうかも大変怪しいですから。

リスクを伴うものです。

 

そんな問題はマーカーなどで印を付けておき、さっさと飛ばして次に行きましょう。

 

最後の問題までたどり着き、得点源となる問題の取りこぼしがないように出来たらとりあえず安心です。

 

また、とりあえずの安心を得たところで、ラストスパートに
後回しにした問題について、どの問題に手を付ければ残りの時間でより多くの点数が稼げるかの判断を迅速冷静にできれば、より合格に近づけますね。

 

「難しい問題を何がなんでも解いてやる」というこだわりは捨てて
柔軟な切替えができるように、受験校の答練のときから練習してみてください。
(受験校は満点が採れるような答練もあるかもしれませんが。)

 

冒頭に紹介しましたフィギュアスケートの紀平選手も、
プレッシャーのかかる場面で冷静な判断ができたことは、
きっと日頃の練習の成果が大きかったのでしょう。

 

最後に。税理士になって思うこと。(余談です。)

これまで経験したことのないような論点について、

税理士試験では飛ばせますが、

当然のことながら実務では飛ばせません。

実務では、税額を出すために、必ず答えを導きだす必要がある。

 

税理士になったら、今度はその責任の重さと日々戦っていかなければなりません。

 

大変ではありますが、戦える力や根性を身に付けることができたのは、
やはり受験生時代に努力できたことが大きいと思っています。

 

受験生のみなさんは、是非今を大事にしっかり頑張ってくださいね!

 

☆★☆ 編集後記 ☆★☆
フィギュアスケート フランス大会のショートプログラム、
なぜか関西では地上波では放送予定がなく。
普段あまりTVを見ないわたしは、
衛星放送や有線放送など契約しておらず、大慌てに★

しかし調べると、ネットのAbemaTVで放送されることがわかり、
初めてネットでTVを観ました。
必死で調べると解決策が見つかるものですね。
(好きなことにはホント必死になる。(汗))

ショートプログラムは真夜中2時20分からスタート。
少し寝坊しましたが、本田真凛選手の演技から観ることができました。

 

☆★☆ Run Diary ☆★☆
2018年11月25日(日)・・約2.5km
アプリのスタートボタンを押し忘れてしまったので、
2.5kmくらいかな?というかんじです。
いつもは車で行くホームセンターにランでいきました。