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こんにちは。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 

昨日は、大阪市平野区にある大念佛寺というお寺に行ってきました。

「万部おねり」という伝統行事を見るためです。

わたしは仏教の信仰もありませんし、仏教の難しいことはわかりませんが、

 

「その人のいのちが終わる時にあたって、私は極楽浄土から二十五菩薩を従えて、その人を迎えに来るであろう」

という阿弥陀仏の願いを具体的に表現した儀式とのことです。

 

うーーーーーーーーーーーん・・・

 

書いたくせに、実は、分かりません・・

(なんとなくは分かるような・・)

 

でも、こんなよく分からないわたしが拝見しても、

この儀式は、とても荘厳で厳かにかんじました。

 

この大念佛寺という歴史ある立派なお寺が舞台ということもあるのでしょうが、

(1127年に根本道場として創建したのが始まりで、1700年に本山として体裁が整ったとのこと。)

悠久の時の流れの中に僧侶達の修行の歴史や深い信仰などの

様々なものが刻まれているからだと思います。

 

それは言葉では語られませんが、儀式の中にも深く浸透し、

自ずと滲み出ているものかもしれません。

 

だから、よく分かっていないわたしでも

厳かな空気を深くかんじたのだと思います。


 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

何も語らずとも、印象は多くを語る

 

人の印象も同じなのではないでしょうか。

 

その人自身が、

 

「私は誠実な人間です。」や

「私は真面目な人間です。」

と語らなくても、

 

その人の印象で、その人がどんな人か、だいたい分かる気がします。
(もちろん、例外もありますが)

その人の人柄や生き様というものは、

その人の顔やその人自身から滲みでてくるものですし、

他愛もない雑談の中でも滲みでてくるものです。

 

若い頃は、単純な見た目だけで判断していました。

「カッコイイ人だなぁ」とか「わぁ、キレイな人!」とか。

 

このトシになってからは、

内面から滲み出るものに重きを置き、見るようになりました。

 

単純な外見のカッコよさ、美しさではなくて、

内面から滲み出る魅力をもった人は

老若男女問わず、「素敵な人だな」と思います。

 

そして、その魅力は、今日、明日で作られるものではなく、

その人の考え方や、生き方、勤勉な姿勢、思いやりのある心がけ、など

長い時間の中で培われてくるものではないでしょうか。

 

その人自身が商品となる仕事でも大事

 

その人自身が商品となる仕事においては、

この滲み出る魅力、印象は大事な要素であると考えます。

 

わたしの仕事としている税理士業も、

会計や税務に関するサービスが商品であることは言うまでもありませんが、

これらのサービスだけでなく、

それを提供する税理士自身が商品であると考えています。

 

どんなに、税務や会計のサービスが素晴らしくても、

人としての印象が悪い税理士には

お客様もついてはこないと思うからです。

 

モノを売る事業であれば、

そのモノ自体の商品価値が重要なウエイトを占めますが、

税理士はモノを売るわけではありませんので、

その人自身がどのような人間かが重要になってくると思います。

 

普段から心がける

 

商品としての自分を魅せたいときに、

 

自分で自分を

「わたしは誠実な人間ですよ。」とか、

「わたしはとても真面目で勤勉なんですよ。」と言うわけにはいきません。

 

長いお付き合いの中で、わかっていただけるものではありますが、

まだお付き合いがない、もしくはお付き合いが浅い段階では

そうはいきません。

 

まだ長いお付き合いがない段階では

そんなこと、いちいち口に出さなくても、

自然にそう見える印象でありたいものです。

 

上述しましたように、

滲み出る魅力は、1日2日で身につくものではなく、

長い時間をかけての普段からの心がけが大切だと思います。

 

だからこそ、

お客様が見ていない場面においても、

普段から

 

誰にでも誠実であること、勤勉であること、思いやりの心を持つこと、

感謝の気持ちを忘れないこと、など、

心がけていきたいです。

 

<編集後記>
今日から5連休という方も多いのではないでしょうか。
わたしはやらなくてはならないことがあり、
連休中、ちょっといろいろ頑張ります。
では、よいGWをお過ごしくださいませ(*^_^*)