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こんにちは。

ご訪問、ありがとうございます☆☆☆

 

わたしは開業税理士となってまだ歴史は長くはないですが、

これから開業を考えておられる税理士の方や受験生の方の参考になればと

現時点で思っていることを少しばかり綴りたいと思います。

 

独立前の気持ちや周囲の反応

わたしの独立開業のスタートは顧問先ゼロ、コネもゼロ、まったくのゼロスタートでした。

世間でいうところの「大丈夫なん?」と思われるレベルです。

そして、周囲からは次のようなことをいろいろ言われたりしました。
(直接口に出して言わなくても表情に浮かべる人も。)

 

「どうやって仕事を獲得するつもり?」

「よくもまぁ、そんな危ない橋を・・!」

「そんな甘くないぞ?  やれるもんならやってみ?」

 

しかし、わたしにはどうしても独立したい理由がありました。

それはわたし本人でないと分からないことです。

なので、わたし以外の人間が言うこと、思うことに左右されるわけにはいきません。

危ない橋、腐った橋、といくら思われようと、渡ってみないとわからないことだってあります。

 

わたしはそれなりに人生で苦労もしてきてると思っていますが、

外見の印象から「なんだか苦労してなさそ」「苦労を知らんな?」とみられることもあり、

わたしが考えなしに「独立開業したい」と言い出していると見られるきらいもありました。

 

しかし、もちろん、考えなしに決断したわけはなく、

「はじめはかなり大変」や「なかなか食べてけない」ということは百も承知で、

それらのリスクはとるつもりで、ずいぶん前から資金面も含めて綿密に計画してきてました。

 

たしかに切羽詰まったところはなかったと思います。

持ち前のポジティブさから、ワクワクする気持ちの方が大きかったからです。

雇われの時代に取られた人生の舵をようやく取り返せるとも思いました。

 

ゼロスタートもよいものだと思う

しかし、不安がないといえば、やっぱり嘘になります。

上記にあげました心配される声に少なからずイラッとしたものです。

自分でもやっぱり思っているのです。同じようなことを。

だからイラッとくる。不安なところを突かれて。

 

『もしこの開業がゼロスタートでなければ、誰からも心配されないのに。』

『はじめからクライアントいる人はいいなぁ。』

『親が税理士のところや事務所を引き継げる人はいいなぁ。』

 

と思ったものです。

 

しかし、今はそんなことは全く思わなくなりました。

 

ゼロスタートだからこそ、ゼロから自分のカラーで築いていける部分があるからです。

もし、親の事務所を引き継ぐ、や、勤務先の事務所を引き継ぐ、となれば、当面は事務所経営について色々いわれそうですしね。

多かれ少なかれ型にはまりこんでいる部分はあると思うので、変えていくのはなかなか大変かと。

雇われ社長みたいな状態が続きそうかなと。

人を雇っている事務所を引き継げば、従業員ももれなく引き継ぐことになるので、
従業員に給料を支払うという責務も引き継ぐことになります。
ひとり税理士でやっていきたいと願っても難しいでしょう。

想像したらなかなか大変そうだ。

 

また、初めから顧問先をある程度抱えてスタートできたとしても、

残念ながら、顧問契約を切られる、切る、という可能性はありますし、

顧問先が廃業したり、吸収合併される可能性だってあります。

顧問関係が永続的に続く保証はどこにもありません。

 

ゼロスタートの場合は、顧問先ゼロ、という状態を経験しているので、

どうやって仕事を獲得していこうか?と初めから考える状態が出来ています。

このような思考を最初から鍛えることができるのはゼロスタートならではでないでしょうか。

あぐらをかいてスタートするより、事業を継続させていくうえで必要な力をスタート時から蓄えていくことができるので、様々な都合がつくのであれば、ゼロスタートは独立開業するうえで、1番よいスタートなのではと思います。

 

☆★☆ 編集後記 ☆★☆
昨日、仕事が終わり、車に乗り込む前に入ったMINI STOPでスイカの杏仁豆腐を見つけた。
(冒頭の写真)
「無限に食べ続けられる美味しさ♪」とのキャッチフレーズが。笑。

 

 

 

 

 

味は、、、ごめんなさい、普通でした。
↓↓↓    運転しながらおやつタイム(よい子のみなさんはマネしないでね☆)