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確定申告期限が昨日で終わりました。

勤務時代に務めていた事務所は、
個人よりも法人のクライアントがほとんどだったため、
個人の確定申告の件数はそれほど多くはありませんでした。

事業所得は数える程度、
ほとんどが不動産所得もある社長や株取引を沢山されている社長の確定申告ばかりで、
確定申告にそれほど消耗することはなかったように思います。

なので独立してからの確定申告の方が件数的には増えたような状態でした。

ただ、いわゆる年1契約でこちらが12ヶ月分いっぺんに入力、
というお仕事は引き受けておらず、
年内から記帳をきっちり進めてきているお客さまばかりではあります。

それでも、対面やメールで打合せを重ね、決算数字を固め、申告書を作成し、
一晩寝かせて、チェックする、という一連の工程を複数こなすことは、
なかなか大変な作業だったと思います。

もっと早期に着手できる事業所もあったのですが、
1月は他の業務に手を取られてしまいました。
(これは、改善することで、成長に繋がることだと認識しておりますので、
今後に検討、課題にしたいと思っております。)

 

大変な中でも頑張れるのは、自分の作る環境で仕事をするから

確定申告時期を含め、
独立してから大変な場面にいくつも遭遇しております。

それでも、振り返ってみて、「よい集中力を保てた」とかんじるのは
独立後は、仕事の環境を自分で選び、作ることができるからだと思っております。

 

勤務の時代は大変だったと振り返ります。

わたしは10人以下の少人数の事務所にしか勤めたことはありませんが、

少人数ゆえに、様々なことをやらなくてはなりませんでした。

 

★電話当番
(一週間ごとに当番をバトンタッチ。
当番時たくさん電話がかかってくると辛かった。
所長が不在だと、要件を逐一メールする必要があり、手間になる。
失念すると怒られる。)

 

★11時半に事務所のみなさんでランチに行かなくてはならない
(仕事に集中しているときでも、みなさんに合わせて即中断。)
(女性はわたし1人だけの時代、
食べるのが早い男性陣に合わせるのはちょっとしんどかった。。)

 

★お茶出し&洗い物
(女性はわたし1人だけの時代、お茶出しは必須業務でした。
お客さまの滞在時間が1時間を超えると
日本茶の次はコーヒーを淹れるというルールあり。
来客が多いと、それこそ事務所と給湯室を行ったり来たり。
「なんで女性ばっかり、こんなめに。。」と本当に大変でした。)

 

★その他所長から急に会議室に呼ばれる、など。。

 

ふりかえってみると、わたしにとっては
集中なんてできるはずもなく。。という環境に思えますが、

組織に属すると言うことは、これくらいのことは当然なことなのでしょう。

毎月決まった給与を安定していただく代わりに
ルールに従わなければなりません。

ルール以外にも人間関係、しがらみetc、、、いろいろあり、
集中を阻害する様々な矢が飛んできたりします。

 

今は、仕事を中断する場面があるとすれば、
自分の意志で中断するだけです。

たまに、営業電話がかかってきたりはしますが、
勤務の頃とくらべると大した中断ではないです。

今は自分が集中したければ集中したいだけ、
安心してお腹いっぱいに仕事ができます。

今回の確定申告のお仕事も、
勤務時代のような環境では
とても乗り越えられなかったと想像します。

安心して仕事に集中できる環境を得ただけでも、
独立する値打ちは十分にあると思いますし、
独立して本当によかったと思います。

 

☆★☆ 編集後記 ☆★☆
本日は確定申告の残務処理など。
大阪は朝から冷たい雨が降っていて、
肌寒い1日でした。
朝晩の寒暖差も激しい季節です。
体調に気を付けましょう。(^_^)