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わたしの周りにはお酒が飲める人と全く飲めない人、
いろいろな人がいます。

特に心配だと思うことは、
わたしと同じくらいの年代又は10才くらい若い年代の人の中に、

「こないだの健康診断でちょっと肝臓の数値が悪かった」
と言う人が少なからずいることです。

「え?その若さで?」と驚いてしまうのですが、

思い返してみると確かに飲み会の席などでは結構飲んでるよね。。と。。

ただ、「数値が悪い」といっても、
即治療、という状態ではなくて、

標準値を少しはみだしたくらいで、「要経過観察」の段階とのこと。

ホッと胸をなでおろすも、やっぱり大丈夫?と思いますし、
絶対に油断しないでほしい、と思う。

そういう人たちには、お酒の飲み過ぎには本当に気を付けていただきたい、と思います。

 

酒豪だった知人の訃報に呆然となりました

少し前にはなりますが、疎遠気味になっていた知人の訃報を知りました。

その人はわたしよりまぁまぁ年上で、若くはありませんでしたが、
まだ亡くなるような年齢ではありませんでした。

 

その人との思い出をたぐり寄せてみると、

お酒がとても好きな人だった、ということです。

嗜む、というかんじではなく、豪快でした。

一緒にふぐを食べにいったとき、
ひれ酒を何杯も美味しそうに飲んでいたのを思い出します。

いつも豪快な飲み方をしていた。

ただ、その頃から「肝臓の数値がよくない」と言ってました。

自分の手のひらをわたしに見せて、

「肝臓の悪い人は、ここが赤くなる。」と説明しました。

でも、深刻な様子はまったくなく、
むしろ、無茶をしている自分をネタにして笑っているようなかんじでした。

 

そんな自殺行為をすることについて
本当にワケがわからなく混乱した。

わたしだったら、肝臓の数値が悪化するのが怖くて、怖くて、
即、断酒するでしょう。

 

「体に悪いですよ。」とやんわり注意しても
わたしの言うことなど聞くはずもなく。
(涙を見せてもダメ)

 

「人生、太く短く」
「これも生き様」
とよく言ってたのを思い出します。

 

なので、早すぎる死もその人にとっては
想定内のことだったかもしれません。

 

でも、本当にそんな早すぎる死でよかったのかな?と思います。

 

体が取り返しのつかない状態になり、
いよいよ死期が近づいたとき、

もう少し生きたい、と思ったのでは?
後悔したのでは?と。

 

その答えはもう永遠に分らないですが、
今はその方のご冥福を心よりお祈りしたいと思います。

 

そして、その方の死により、
過度の飲酒は本当に体に悪いものだと改めて知りました。

 

わたしの周りにも一生懸命に仕事を頑張って、頑張って、
発散するかのようにお酒も連日のように飲まれる方もいらっしゃいますが、

そんな人たちに、
「どうか体が悪くなるまで飲まないで。」と訴えたいです。

 

お酒を飲むと、たしかにお料理もいっそう美味しくいただけたり、
ふわ~と気分が良くなったり、ストレス発散にはなりますが、

たくさん、そして毎日、はやっぱりダメです。

寿命を縮めてほしくない。

 

健康診断の結果を知って頂きたい

もし、健康診断を久しく受けておられないようなら、

1度、検査をしてもらいましょう。

市町村にもよるかと思いますが、一定の年齢を過ぎると、
血液検査等の標準の検査をタダ同然で受けることができます。

1度、お住まいの市町村の健康増進課などに問合せしてみてください。

血液検査だけでも受けたら、肝臓の数値の異常のみならず、
中性脂肪やコレステロール値の異常なども発見することができます。

これらの成人病の引き金となるものは、
全く自覚症状のないまま静かにに進行していきます。

 

生きるということは自分を知ること

まずは、検査の結果をきちんと知り、
もしどこかに異常があるのであれば、
早期に対策を練っていただきたいです。

あなたの家族や、友人、
あなたを頼りにしているお客さま、
あなたを応援している人のためにも。

 

あなたの体を大事にしていただきたいのです。

 

☆★☆ 編集後記 ☆★☆
確定申告時期、3月に入ってから
母に夕飯の支度を甘えてしまってた。
なぜか、その名残が消えず、
今日も作ってもらってしまった。
お母さんの作るゴハンは美味しいんですよね。
でも、そろそろ元に戻らなきゃだな。。