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明日から9月!

 

受験校で来年度の講座をスタートさせる税理士受験生も
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

 

講座によっては、9月開講でないものもあるかと思いますが、

わたしが税理士受験生の頃は、レギュラーコースや年内上級コースについては
9月からのスタート講座が多かったと記憶しております。

 

レギュラーコースの時は初学からの挑戦、
年内上級コースは、来年のリベンジに向けてのスタートでした。
(本試験のあとに自己採点をして受講を決めていました。)

 

スタート時にルールとして決めていたこと

来年の合格に向けて、今、真っ白なスタートラインに立っておられるみなさんは、
「絶対合格するんだ!」という闘志に燃えておられることと思います。

 

わたしもそうでした!(^_^)

 

そして、来年までの長い闘いに向けてルールとして決めていたことがありました。

 

それは、勉強に遅れず、授業についていくということでした。

 

勉強に遅れず、授業についていく

初めて法人税法の勉強をスタートさせたとき、
第1回目のレギュラーコースの授業の始めに講師の先生が言いました。

 

「法人税に2年かけようなんて思わないように。」

「2年と考えてる人は4年かかるよ。」

 

法人税のカリスマ講師と言われている、その女性の先生の言葉を聞いて
戦慄が走ると同時に、気が引き締まりました。

 

『たくさんの受験生を見てきた先生が仰ってることだ。これは肝に命じよう。』
『絶対に一発合格しよう』

 

 

わたしの法人税については、結局、3年かかってしまいましたが、

 

初年度に「一発合格しよう」という意気込みで勉強に取り組めたことは
よかったと思っています。

 

もし、「2年で・・。」と初めから考えていたら、
もっと何年もかかっていたかもしれません。

 

そして、どんなに勉強が辛くて大変でも、
「授業に食らいつく」とルールとして決めました。

 

税理士試験の勉強の場合、初学がとても大変です。

 

2年目以降になると、アドバンテージがあるので、勉強自体は少しラクになりますが、
初学の場合は、暗記する理論も計算の論点も新しいものばかり。

 

どんどん進む授業についていくだけでも大変です。

 

しかし、

 

「勉強に遅れず、授業についていく」とルール化したことで、
フラフラになりながらも、なんとか食らいつくことができました。

 

授業についていくために決めていたこと

 

次の授業までに必ず復習する

復習を全くしないまま、次の授業を受けても、
理解できていない新しい論点が溜まっていくだけです。

 

授業についていくということは、単純に授業を受けるだけでなく、
内容をしっかり理解して自分のものとすること。

 

理解できない論点が溜まっていくと、
モチベーションが下がることは容易に想像がつきました。

 

それは絶対に避けたいことです。

 

なので、復習はしっかり終わらせて、前回分まできっちり理解した上で、
新しい論点に臨むよう心がけていました。

 

 

良い成績を取れるように頑張る

受験校に通っていると、実力テストや上級演習、直前答練など
たくさんのテストを受ける機会があります。

 

これらのテストで上位30%以内の成績が常に取れるようにと考えていました。

 

良い成績を取ることで、勉強が順調に進んでいる目安と考え、
自信を持つことができました。

 

もちろん、コケてしまったテストの時もありましたが、
スタート時からコツコツ努力を積み重ねることで、すぐに軌道修正できたと思います。

 

また、人の性格にもよるかと思いますが、

わたしの場合は、「成績が悪い」ということが我慢できない性格でした。

 

成績が悪いと、
試験そのものへのモチベーションも下がってしまいそうだったからです。

 

ただ、成績ばかりに固執しすぎると、
「TACで良い成績を取る」ということが目標になってしまいそうで、
それはあまりよくないと考えていたことから、

あくまでも自分のモチベーションを保つことに重点を置いていました。

 

わたしが通っていた当時の受験校では、テストのたびに
成績上位者は壁に名前が貼り出されていましたが、

 

ここに名前が載るのをプチ目標にしていたかんじです。

 

成績上位には、毎回同じ人達がその名を連ねていたのですが、
1人で勝手にライバルを何人か決めて、競っていました。笑。

 

顔も分からない人もいましたが、ライバルの存在も大きな励みとなりました。
(ライバルというのはありがたいのです。)

 

合格に通じる実りある1年に☆

始まったばかりで、本試験までまだまだありますが、
今日のこの日も8月に繫がっています。

 

1日1日を大切に頑張ってください。

 

また、

 

今の闘志に燃えた高いモチベーションを保つためにも、
ご自分で何かルールを決めて勉強に取り組んでみて下さい。

 

☆★☆ 編集後記 ☆★☆
平成25年に受験を終えて、早5年ですが、
いまだに受験校時代のテストの紙の裏をメモ用紙に使っています。
(子どもも使っている。)
まだまだ大量にあるので、メモ用紙には当分困らないかんじです。