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ローカルといっても、「田舎の」とか「地方の」という意味ではなく、「地元の」という意味です。

 

わたしのオフィスは大阪市中央区ですが、自宅は東大阪市です。

 

東大阪といえば、「町工場が多い地域」というイメージがあるかもしれませんが、わたしの住む地域は山に近い場所で坂が多い。

 

生まれた時からこの地域に住んでおり、途中、京都市や寝屋川市に住んだことがあるものの、これまでの人生ではこの地域に住むのが1番長いです。

 

「地元愛」とかは特に無いのですが、ローカルの仕事はお気に入りの仕事の一つ。

 

初めは東大阪市で開業しましたので、現在も何件かローカルのお客様の対応をさせていただいております。

 

なぜ好きかというと、移動中や仕事が終ってお客様との雑談中に『ほっこり』するからです。

 

移動中にほっこりする

それは、小学生の頃の通学路を通るとき。

 

赤いランドセルを背負って、小学校に通っていた道を通ると懐かしくその頃を思い出します。

 

今もその通学路は全然変わらない。

 

お客様の建物も覚えております。何度も通ったので。

 

まさか大人になって税理士として仕事させていただく日がくるなんて。

 

「先生がいてくれてよかった~」「ありがとう」なんて言っていただける日が来るなんて、想像もしませんでした。
(その頃は幼稚園か小学校の先生になりたいと思っていた。)

 

雑談中にほっこりする

お客様のご実家が八百屋をされていて、わたしは母に頼まれて、その八百屋に何度かお使いに行ったことがある、ということが判明したとき。
(実際は八百屋ではないのですが、秘密保持のために、八百屋とさせていただきます。)
(ちなみに、かなり以前に店を畳まれて現在はもう無いです)

 

その時代は、スーパーマーケットはあったものの、まだまだ個人商店も軒を連ねていました。

 

個人商店の寄り集まりみたいな商業施設もあった。
(商店街の建物版みたいな。)

 

「お使いに行ったことがあります!」とお伝えすると、お客様も嬉しそうに笑っておられました。

 

お使いメモを握りしめて緊張の面持ちでテクテク歩く子どもの頃の自分と、夕暮れ時の町並みを思い出します。どこかの家から夕飯のいい匂いがしてきて。

 

懐かしいな~

 

その他にも、現在もあるお店はもちろん、わたしが中学校くらいの時に頻繁に言っていたお店や商業施設で、現在はもう無い店の話をしても通じるところが、親しみをかんじ、ただただ、ほっこりします。

 

そんなローカルの仕事が大好きで、そんな部分でも「税理士になってよかった」と思います。

 

☆★☆ 編集後記 ☆★☆
昨日はお客様から頂戴した『たねやロール』を堪能しました。
上品な甘さの餡がふわっふわのスポンジに包まれており、とても美味しかったです。