こんにちは。
ご訪問いただき、ありがとうございます☆☆☆
前回の続きを書かせていただきます。
T店を訪れた次の日の月曜日の夕方、N店のディーラーR君に電話をしました。
N店より30万円も安いT店の見積もり額を伝えると
電話口からもR君の度肝を抜かれた様子が伝わってきました。
「それは、そっちで買ったほうがいいですわ。」
「そうなんですか?あなたのところは、最初の見積もり額以上は安くならないのですか?」
「少し時間をいただけますか?検討してみます。」
「ありがとうございます。帰ったら、T店の見積書をFAXさせていただきますね。」
これでそのときの電話は終わりました。
それから次の日、N店のディーラーR君より電話があり、2度目の見積もり額が伝えられました。
頑張ってくれたみたいで、1回目の見積もり額より22万円安くなっていました。
しかし、T店の見積もり額よりはまだ8万円高いものです。
「当店は、これでいっぱいいっぱいです。鼻血出てます。」とR君。
「ありがとうございます。考えますので少しお時間いただけますか?」
2つの販売店の差額は8万円・・
どうしようかと悩みました。
8万円高い、とはいえ、はじめに色々丁寧に商品の説明をしてくれ、試乗にも付き合ってく
れ、時間をかけてくれたN店のディーラーR君に売上げを上げてもらいたい。
また、これからも、車の点検などを通じてお世話になりたいという気持ちもあります。
彼なら購入後のアフターサービスにも気持ちよく対応してくれそうです。
でも、モノは全く同じモノです。オプションの一つ一つにしても全て同じ。
購入後のアフターサービスにしても、R君がN店を辞めてしまったり、
別店舗に転勤になってしまったら、別の人が対応することになるでしょう。
いろいろ悩む中、一人の社長の姿が浮かびました。
当時勤務していた会計事務所で担当させていただいていた社長様です。
上場企業のオーナーさんで、私は社長の資産管理会社を担当していました。
「峯松先生の10万円は、ワシにとっては10円ですわ! ワッハッハッハー!」
雑談の場での笑い話を思い出しました。
(注)この部分だけ聞いたら、なんて嫌みな社長さん・・と思われるかもしれませんが、嫌みな会話の流れではなかったことと、また、決して嫌みな方ではなく、豪快であたたかいお人柄の社長様でした。
あの社長様ならこんなことでいちいち悩まないんだろうなぁ・・と思いました。
2日ほど考えて、結局、私は8万円安く買えるT店で買うことに決めたのです。
2回も見積もりを出してくれたN店のディーラーR君には申し訳なかったですが、
やはり当時の私にとって8万円は大きな差でした。(今もですが★)
その旨、N店R君に伝えなければなりません。
電話したところ、女性のスタッフが出て、R君はあいにく接客中とのことでした。
なので、この女性スタッフにR君に対するお礼と買わないことに対するお詫びを
伝言いただくようにお願いしました。
電話を切り、内心、私はホッとしていました。
言いにくいことは、直接本人に伝えたくなかったからです。
しかし、その30分後、R君本人から電話がかかってきました。
しかたがありません。今度は本人に直接伝えました。
丁寧に接客してくれたことや見積もりを2度も出してくれたことへの感謝の気持ちと、
それにもかかわらず、買うことができないことのお詫びを伝えました。
R君は笑いながら、
「いえいえ、連絡ありがとうございました。全ては僕の力不足です。
気にしないでくださいね!」と言ってくれました。
それを聞いて、力不足なのはR君ではなくて、私だ・・
と思い電話を終えました。
今回の車を買った経験を通じて伝えたかったことは、
「車の購入などの高い買い物をするときは、初めに提示された価額では買わないこと!
2店舗以上回った方が断然トクです!店舗によってかなり値段の差があります。
私は8万円トクしました!」
ということではありません。
もちろん、8万円の値段の差が出たことについては、これから車を買おうとしている
方々の参考になれたら幸いです。
でも、次に自分に車を買う機会が訪れたときは、
選択できる自分になりたい、ということです。
少しばかり値段は高くても、気持ちの良い対応をしてくれて、それなりに時間をかけて
くれたところで買い物ができる自分、値段に流されない自分になりたいです。
これから頑張らなくては、ですね・・・!
<編集後記>
先月のバレンタインデー、子どもが可愛らしいチョコレートをいただいたので、
お返しのプレゼントを買いました☆
喜んでもらえるといいなぁ☆☆☆
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