こんにちは。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
もうじき4月だというのに肌寒い日が続いております。
みなさま、体調にはくれぐれもお気を付けくださいね。
人生、生きていればいろいろなことがありますね。
人生80年以上生きておられるような方からしたら、私はまだまだ若輩者ではありますが、
それでもこれまでに色々なことを経験してきました。
自分が予期もしてないようなことが起こり、
苦しみ、悩み、悲しみに暮れたこともあります。
それでも、後から振り返ってみたときに、
あんなに苦しんだことも、今となればたいしたことではなかったとかんじます。
むしろ、あの時は悲しく辛かったけど、これで、よかったと思うことも多いものです。
税理士受験生時代、正社員として勤務していた会計事務所の一つは、
とにかく休んではいけない事務所でした。
他の事務所の中には税理士試験の直前の何日間は休んでOKという優しい事務所も
ありますが、この事務所にいたっては、そんなことはありえないことで、
試験の前日までいっぱいいっぱい働く必要がありました。
その事務所の所長の言い分としては、
「自分の時も試験休みなんてなかったから」とのことでした。
私以外のスタッフのある人は、所得税法の試験を受けるにあたり、前日だけはどうしても休みたいと考えて、
所得税の前日が試験日である簿記論も受験することにして休みをとったとのことでした。
(簿記論は既に合格済みだったが、事務所にはまだ合格していないことにしていたとのこと。)
そんな事務所ですので、子どもが熱を出した、病気になった等の理由で休むことは
到底不可能でした。
もちろん、する仕事が無い時であっても、出勤して事務所に拘束されます。
子どもが高熱でぐったりしていても恐ろしくて休みたいなど言えません。
でも世の中とはこういうものだ。しかたがないと諦めていました。
従うしかありませんでした。
しかし、子どもが小学校に上がるときに、3月卒園式、4月入学式、と行事が続きます。
さすがにこれだけは半日だけでも休みたいと願いました。
そこで就業時刻が終わり、思い切って休みが欲しいと願い出てみました。
するとやはり、あからさまに嫌な顔をされます。
「だから子どものおる人は・・」
私→「すみません。終わったらすぐに出勤しますので。」
「うーん、2日も・・そんなに休むんやったら、ほんまはパートで働くべきやで?」
「お前、わかってるやろな?」
恐ろしさと悲しみで、うなだれるしかありませんでした。
ブラックな事務所だとは思っていましたが、ここまでだとは・・
これまで子どもの病気等の理由で休んでばかりいたのならともかく、そんなことはなく
子どもが高熱で苦しむときも、それを横目に断腸の思いで出勤してきたこれまでの日々がありました。
私は静かに席を立ち、トイレにいきました。
トイレに入り一人になった瞬間、涙が溢れました。
こんな待遇を受けるのも私のいたらなさもあると思います。
また、給料払ってるのだから、簡単に休むな!働けよ、と思うような事務所の経営状況だったのかもしれません。
でもこのときの私は、こんな事務所に従わざるをえない自分の不運を呪いました。
辛い、悲しい、情けない気持ちでいっぱいでした。
でも、溢れる涙を拭いながら別の感情もふつふつと湧き出てきました。
「いつまでもこんな雇われで終わりたくない、絶対に税理士に受かってやる、
わたしは絶対にここから這い上がる。」という強い闘志でした。
そして税理士になった今、思うことは、
あの時は辛かったけれど、あのように思えたことはある意味よかったということです。
もしこの事務所がとても居心地よく、子育てとの両立にも寛大な事務所で
給料や福利厚生もよかったのなら、
「もう、これでいいや。」となっていたかもしれません。
その結果、試験にも合格できていなかったかもしれないからです。
虫ケラのように扱われる経験も、今となれば必要な経験だったのでしょう。
上記は私のこれまでの人生のほんの一例です。
この他にもこれまで色々なことが起こりました。
でもマイナスなことも全て、人生において必要なことだったのだと考えます。
そして、これからもまた色々なことがあると思いますが、
どのようなことも静かに受け容れていく覚悟です。
マイナスと思われる事もバネにし、自分の強さに変えて進んでいければ。
マイナスをプラスに変える!
今まさに悩んでいるあなた、辛いことがあって悲しんでいるあなたも
今は長い人生のほんの通過点に過ぎません。
雨はいつかはやみますし、夜はかならず明けます。
どうか負けないでくださいね。
<編集後記>
ローソンで見つけました糖質とカロリーが控えめなパン。
なかなか美味でした。
STARBUCSのラズベリーミルク(冒頭の写真)、さくらとラズベリーがふんわり優しい味わいなのと、ミルクプディングの食感が楽しめました。
最近、春なのに肌寒いですが、車の中でほっこり春をかんじました☆
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