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2017年の2月に独立開業をして丸4年が経過しました。

 

つい最近のことのように思いますが、twitterなどで「この度、開業しました!」みたいなフレッシュなツイートをみると自身はもうフレッシュではないな~と思う。結構年数が経ったなぁという風にも思います。
(開業十数年の方々からしたら、まだまだ赤ちゃんかもしれませんが…)

 

独立するにあたって、少し悩んだ

独立するまでに、何カ所かの事務所で勤務しましたが、どこもあまり長続きしませんでした。
長い所で、2年ほどでしょうか…
少人数(10人以下)の事務所でばかり勤務していましたが、どこも「居心地が良い」と思えませんでした。

 

所長がパワハラ気味であったり(機嫌が悪い時は人の前で平気で吊し上げたり)…嫉妬深いお局(「あの子ばっかりズルい」と敵対視)がいたり…
セクハラも(「2人だけでカラオケ行こう」などの誘いをやんわり断ると半年後まさかのクビ)
その他、頻繁に回ってくるお茶出し当番や電話当番により仕事を中断せざるを得ないetc…

 

落着いて「仕事を頑張りたい」と思っても、退職せざるを得ないことが起こる….
もちろん、わたしの至らなさもあったと思いますが…

 

最後の事務所を辞めたとき、正直「食べていけるか」自信が無かったので、本当に独立してよいのか少し悩みました。

 

でも、違う事務所に転職しても、うまくいくかどうか、それもまた自信がないし、あと、履歴書を書くのはもう面倒くさい…と思ってしまいました。
履歴書や職務経歴書を書くぐらいなら、開業届を書いちまおう…!と。

 

かくして独立することになったのが、今から4年ほど前のこと。

 

荒涼とした原野の中から一歩踏み出しました。

 

自分の事務所はやっぱり居心地がよい

あれから4年….!
結局、自分の事務所が1番長続きになっています。

 

ここは、パワハラに萎縮することなく、陰湿オバサンにいびられられることなく、セクハラもない。
仕事のしんどさ(ひとりで判断に迷ったり、処理が集中したり)はもちろんありますが、
それは「純粋な仕事の大変さ」なので、しかたないと思うし、受け容れる。
仕事というのは大変なものです。
そもそも「ラクしてお金を稼ぐ」ために税理士になったのではないですし。

 

勤務のときにまとわりついていた余計な苦労は全部削ぎ落として純粋に仕事の大変さだけに向き合えて集中出来るので、「独立ってホント良いな~」としみじみ思います。

 

自分の事務所はやっぱり居心地が良いです。

 

この環境を得れるだけでも独立する価値は充分にあると思っています。

 

また、「退職する」ということが無いので、お客様とのお付合いも長くなり(解約にならない限り)、深く色々なことを知ることにより、仕事がしやすくなりました。
スムーズにより良いサービスをご提供し喜んでいただけることは嬉しい限りです。

 

受難の開業初年度も大切な思い出

顧客ゼロ、外注仕事ゼロ、コネゼロ、という無い無い尽くしの中独立したため、開業年度は、どんどん減ってゆく貯金が恐ろしかったです。

 

売上が無いので、経費や生活費をとことん抑えるしかないのですが、それでも「開業しなきゃよかった…」という後悔の念は全く沸き上がりませんでした。

 

仕事は無くても自由は素晴らしく、お金以上の価値がありました。

 

現在は、事務所家賃やその他諸々の経費を支払い、自宅家賃や食費などの生活費を払っても貯金や投資が出来るように成長できましたが、「人生の価値はお金じゃない」という考えは変わっていません。

 

勤務の頃は、溜まってばかりのストレス解消に、デパートなどでのショッピングに散財していましたが、今はそんなことしなくても全然平気です。

 

「贅沢のハードル低いなぁ。。」と自分でも思うのですが、健康で普通にゴハンが食べれて、熱いお風呂に浸かって、雨露しのげて暖かい布団で眠るだけで「ありがとう♡」と思っている人間ですので。笑。
今後も生活水準をそんなに上げることはないだろうと思いますが、仕事の面においては、何か新しいことにチャレンジする為にお金を使っていけたらよいなと思います。

 

4年というのは、まだまだ自分中ではプロローグだと思っているので、今後については不安はありつつも、やっぱり楽しみです。

 

I will do my best from now on with a smile!
これからも笑顔で頑張ります!

 

 

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