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このブログを書き始めた今、間もなく3/15が終わりを迎えようとしています。

 

どんなに些細な記事でも書くのに時間がかかってしまうわたしは、この記事を書いている間にきっと日付けが変わるでしょう。

 

そして、確定申告が終わるまさに今の時に、必ず思い出す過去(勤務時代)の失敗があります。

 

勤務時代の忌まわしい失敗

ズバリ、消費税の確定申告書を出し忘れるということをやらかしました。

 

とある事務所での勤務時代、そこの事務所は法人のお客様がメインで、個人事業主の確定申告は決して多くはありませんでした。

 

わたしが担当していた確定申告の多くが、社長の確定申告ばかりで、役員報酬に不動産所得や株の譲渡がくっついているようなかんじの内容がメインでした。

 

なので、消費税の申告が必要なケースがほとんどなく、つい失念してしまったのです。

 

お恥ずかしいことに、6月に税務署から電話がかかってくるまで、気がつかなかったボケ女です。

 

4月の振替納税の1週間前には、その社長さんにも、「所得税は4月○日、消費税は4月△日に振替えですよー!ご準備のほど、お願い致します!」みたいなメールを呑気に送っていました。

 

(※余談・・いま、ちょうど、日付けが3/16に変わりました。合掌。)

 

当然、税務署から電話がかかってきたときには青ざめることしきり。

 

スッとお腹の底が冷たくなるような感覚はなんともいえません。

 

まるでメドゥーサの首を見せられたときのように、震え上がったのです。

 

すぐに、社長さんの会社にお詫びに走り、平謝りです。

 

社長さんは優しい方で「まぁ、まぁ、失敗は誰にでもあるよ。」と笑っておられましたが、この無申告に関する延滞税等のペナルティは、わたしが負担することになりました。

 

金額は全部で5万円程度だったと思いますが、これはかなり堪えました。

 

ペナルティを払いましたのは、今のところこれが最初であり、最後となっています。

 

過去の失敗は決して無駄ではない

あれからわたしは、どんなに忙しくとも疲弊していても、申告期限には再度「きちんと提出したか」を忘れず確認するようになりました。

 

税理士業界で働いていたら、こんなことは当たり前のことなのに、痛い目に逢わないとここまで入念にならないとは本当にお恥ずかしい限りです。

 

しかし、申告書の提出(電子申告)が集中する確定申告時期には、アタマも疲弊していて「出したつもり」になってしまう恐れがあり、それは本当に避けなければなりません。

 

本日も、午前中のうちに、確定申告を承ったお客様の一覧表を見ながら、「きちんと提出できたかどうか」一件づつ慎重に確認を行ないました。

 

結果、全てのお客様できちんと提出はなされており、安心して先ほどの「日付け超え」を迎えることが出来たのです。

 

自分でも「くどい」と苦笑してしまいますが、このように慎重になれたのも、あの時の失敗があったからだと思います。

 

何度も同じ失敗を繰り返すのは愚かだと思いますが、失敗をしても、それを糧に成長できれば、その痛い経験は決して無駄ではありません。

 

基本、ヘタレで失敗すると、すごく落ち込むので、できれば失敗は避けたい。。

 

しかし、失敗が避けられないのも悲しき人間のサガです。

 

万が一失敗してもめげずに成長していければと思います。
(でもやっぱり、大きな失敗は全力で避けるよう心がけます。)

 

☆★☆ 編集後記 ☆★☆
確定申告は終わりましたが、停滞しているお仕事の再開や新しいお仕事などもあり、
緊張は続きますが、気持ちを新たに頑張って参ります!

 

☆★☆ Run Diary ☆★☆
3/15・・・お休み