明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
初詣、
それは、ふだん無宗教で信仰心のない人たちも、
神様に手を合わせる唯一の行事であると言えます。
わたしの初詣の場所は、玉造にある教会、
大阪カテドラル聖マリア大聖堂
わたしはカトリックなので、神社ではなく、教会へ初詣に行きました。
(宗教のお話をすると、一定の人からはアレルギー反応を示されるのでは?と心配してて、普段は言わないのですが。)
(でも、ノーベル平和賞を受賞したマザーテレサも同じカトリックで、わたしは誇りに思っています。)
大阪カテドラル聖マリア大聖堂周辺は同じくカトリック信者であった細川ガラシャゆかりの地でもあります。
初詣といえば、大多数の人が行くのが神社であり、各地の神社は人の山でごったがえしています。
うちの近くにも東大阪でかの有名な石切神社がありますが、周辺の道の混雑や渋滞のひどいこと、ひどいこと。
行かなくても、その混雑具合が目に浮かぶようです。(^_^;)
その中にあって大聖堂の静けさは、新年の祈りを捧げるのに十分な静けさがあり、凜とした厳かな空気に満ちていました。
まるで天使に囲まれて祝福をうけているような温かな気持になり、
少数派でよかったと思いました。
子どもの頃や、若い頃は、自分が周りの人達と違うような言動をすることは、
なんとなく不安な気持になったものです。
変わった人と思われたくない
と思っていたふしがありました。
しかし、30才を超えたあたりから、徐々に
別に人と違っててもいい、
わたしはわたしらしくいよう。
たとえ変わってると思われてもいい。
と思うようになりました。
そう開き直れるようになったことで、
ずいぶんと生きやすくなり、呼吸もしやすくなりました。
少数派なことをしようとすると、周りからは色々と言われることもあります。
これまでの人生でいろいろと言われてきましたが、
代表的なものとして、
仕事&育児をしながら税理士を目指す、
顧問先ゼロから独立開業をしようとする、
これらは、やはり少数派な行動なのでしょう。
ネガティブなこともいろいろ言われたものです。
まず、仕事&育児をしながら税理士を目指す、
については、全国レベルで探すと、たくさんいらっしゃると思うのですが、
受験生のとき、そんな人は周囲にゼロでした。
いろいろな人たちから
「物理的に無理なのよ」とか「挑戦するだけエライ。」などと言われました。
不合格の年などは、
「ほら、みてみ。」「いわんこっちゃない。」という空気が流れたり。。
顧問先ゼロから独立開業をしようとするについても、しかりです。
周囲は給与所得者が大多数を占めており、独立すること自体がそもそも少数派でした。
「どうやって仕事を獲得するつもり?」
「無謀なことを。。どこかの事務所で勤めてたほうがいいよ。」
などと言われて心配されました。
これらの声をはねのけて、少数派を貫くことは、なかなか勇気がいることです。
人生をかけて戦場に向かおうと決心する、
ただでさえも不安でいっぱいなのに、
シャワーのように降り注がれる心配やネガティブな声。。
しかし、ここで躊躇する理由はありません。
止めてしまうのはもったいないと思います。
実際にやってみないと分らないことはたくさんあるからです。
周囲の人は神様でもなんでもなく、言っていることが全て正しいとは限りません。
わたしは実際に、税理士試験も合格しましたし(長期間かかりましたが。)
独立開業生活もなんとか頑張っています。
そりゃ、勤務時代と比べると安定している状態とは言えず、不安定かもしれませんが、
独立開業できてよかったと思っています。
人と違うことをしようとすると、
多数派からいろいろなことを言われたたりもしますが、
志しをしっかり持っていれば、きっと自分の進みたい道に進んでいけると思いますし、
(たゆまぬ努力はもちろん必要ですが)
1度しかない人生をより豊かに生きることができるはずです。
これからも、自分がいいと思うこと、やってみたいと思うことについては、
たとえそれが少数派に属することであっても、躊躇なく挑戦していきたいと思います。
☆★☆ 編集後記 ☆★☆
ちなみに家族の中で、カトリックはわたしだけで、
(曾お祖父さんの代まで島根県の山奥のお寺だった。)
家族の中でもひとりキリシタンです。
そんなわたしのお気に入り画像が、
岡の上に立つ祈りの聖マリア像。
写真がヘタなわたしがiphoneで撮影しただけなのに、
光が差していてなんとも神々しい。。
お優しい佇まいが虹色のような光に包まれています。
大阪市中央区にありながら、ここだけ別の空気が流れているようでした。
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