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4月も早くも半ばになり、GWが近づいて参りました。

税理士受験生のみなさんは、GW明けからいよいよ直前期が始まりますね。

わたしも受験生時代、この時期は、

 

「もうすぐ直前期だ。」
「来月から答練がはじまる。」

 

と良い緊張感を抱きながら過ごしておりました。

合格できた年、この時期にどのような勉強を行っていたのかについて振り返ってみます。

なお、わたしの場合、ほとんどの科目が2~3回目の受験で合格しており、

一発合格できた会計科目は、記憶が少し曖昧になっておりますので、
2~3回目の受験で合格できた税法科目を前提に書かせていただきます。

ご了承いただけましたら幸いです。

 

この時期の理論の勉強について

同一科目で受験が2年目以降になると、
この時点では「全く触れたことの無い理論」というのは無かったです。

どれも複数回は回転させている理論ばかりでした。

しかし、自分では暗記できているつもりでも、
精度がそんなに高くないものもあるはずです。

なので、「もっと精度を上げよう」と思いながら日々最低でも3~5題くらいは
回しておりました。

なお、いっぺんに3~5題を回すと疲弊するため、
朝、昼、晩に分けて回していました。

また、口頭で暗唱するだけでなく、
実際に紙に書いてもいました。(2日に1題程度。)(直前期は毎日。)

紙に書き出してみると、意外に抜け落ちている部分が見つかったりして、
ヒヤッとしたものです。

書くスピードが落ちないように、との目的もありました。
(時間を計って書いていました。)
(あまり汚い字になりすぎないように注意しながら。)

 

現在の本試験の理論は、一語一句正確に覚えなくても大丈夫なのでしょうか?

わたしの時代も、法人税法の受験で、少しづつそのような傾向になりつつありましたが、

わたしは、一字一句暗記できるよう努めました。

なぜなら、条文を正確に記述できることが正確な解答を完成させる
一番良い方法だと思っていたからです。

自分の言葉で書く部分だけでなく、根拠規定として
正確な条文を明記することは必須だと考えていました。

自分の言葉だけだと、どうしても漏れや抜け落ちがでてくる恐れがあります。

もちろん、自分の言葉だけで漏れなく完璧な解答を完成できれば、
それは理想ですが、

わたしはその自信がなかったので、
自分にとって理論を一字一句暗記することが
合格への1番の近道だと考えていました。

そしてその通りにしてよかったと振り返ります。

 

まとめ

この時期、理論については「ひたすら完成度を上げる」ために
毎日3~5題は回転させていました。
(口で暗唱するだけでなく、2日に1題は紙に書き出す。)

わたしはどちらかというと、計算問題は、
平均点よりちょっと良いくらいという状態で、
(講師先生から「理論はいいのに、なんで計算は。。」と言われたこともあり。。)

理論で点数を稼ぐ!という作戦だったため、
「負けれない」と思っていた部分もあります。

理論は時間を費やせば費やした分だけ、確実に身についていきます。
(計算と違って「勉強やった感」があまりなく、初めは辛いですが。。)

また、理論問題は、計算問題と違い、ケアレスミスの恐れが少なく、
得意になれば、大きな得点源となり、あなたの合格を後押しするはずです。

たとえ、みんなが覚えてるであろうAランク理論であっても、
正確に自分のモノにできれば、絶対に武器になります。
(いきなり出ると、意外と書けない人もたくさんいると思います。)

わたしも本試験でAランク理論を普通に書いて、合格してきました。

この時期、理論をしっかり頑張って、
アドバンテージ高く直前期を迎えてくださいね。

 

☆★☆ 編集後記 ☆★☆
今日の午前中は諸事情により梅田でお買い物。
ランチも梅田で済ませました。
初めて牛カツを食べましたが、
とても柔らかくて美味でした☆
帰りましてからは、おやつにイチゴのタルトをいただく。
花粉症による耳鼻の不調に負けない食欲です。(^_^;)