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こんにちは。

ご訪問、ありがとうございます☆☆☆

 

先日、住民税の納付書が届きましたので、支払ってきました。

住民税、高い・・

所得税も納税しましたけど、所得税はまだ源泉徴収されているので、痛手は少ない感じがします。

住民税は源泉徴収されておらず、その支払いはちょっと痛いです。

しかし、一括払いでさっさと納税を済ませました。

4回払いという方法もありますが、納税資金を手元に置いておいてもしかたありませんし

給与所得者の特別徴収のように、給与から天引きになるのであれば、忘れる心配もないですが、

普通徴収の4回払いなんて忘れる恐れもありますし・・

税金の支払いはなかなか痛いものではありますが、

わたしは税金は必要経費だと思っております。

 

過度な節税は会社からお金が流出し、リスクも大きい

納税を抑えたい、

というのは全ての会社や個人事業者の共通した願いなのではないでしょうか。

しかし、過度な節税もいかがなものかと思います。(脱税は論外ですが・・)

法人税等にしても所得税等にしても、事業から出た利益に対して税率をかけて算出します。

なので、節税しようと思ったら、利益を圧縮する、つまり経費を多く計上するしかありません。

 

税金を「無駄な支出」と考えている経営者の方は、とにかく経費を多く計上しようとします。

交際費を多く計上したり、高級な社用車を買ったりなどです。

しかし、この交際費支出や高級社用車を買うことで、会社から多額のお金が出ていきます。

それが事業にとって本当に必要なものだったらいいですが、

単純な無駄遣いのような気がいたします。

社用車にベンツやフェラーリは必要なくないですか!?

 

「税金に取られるよりマシ!」との声も聞こえてきそうですが、

無駄遣いでお金を減らして、余計な経費をたくさん計上することで、

見栄えの悪い決算書を作ることはリスクが大きいことです。

いざというときに銀行がお金を貸してくれない可能生が出てくるからです。

決算書を見た銀行側からしたら、「無駄遣い多い会社だな」という印象もぬぐい去れないでしょう。

順調に売上げを計上できればいいですが、

売上げが低迷しない、とは誰にも言い切れないことです。

事業をやっていたら何がおこるかわかりません。

いつ資金繰りに窮しないとも限らないのです。

会社にお金が無くなったら終わりです。

なので、無駄遣いをやめ、会社に潤沢な資金を残すことは事業を継続させる上で大事なことなのです。

 

会社にお金を残す為には納税するべし!

会社にお金を残そうと考えたら、やはり納税することが1番の早道です。

 

「は? 何言ってんの? この女性税理士は!」との声が聞こえてきそうなので、簡単に説明させていただきますね。

 

例えば、会社に利益が100万円計上されたとして

税金を30万円支払うとしても、70万円のお金が会社に残るかたちとなります。
(説明用に簡便的に税率を30%としております。)

かたや、この30万円の税金を払いたくないばかりに、経費をたくさん計上し、利益が0円だったとします。

利益が0円なので、確かに社長の望みどおり、納税は0円になりますが、会社に残るお金も0円です。

これでは、なにかあったときにとても心配ですね・・

なので、

会社にお金を残そうと思ったら、やはり納税は免れない、ということです。

 

まとめ

税金を喜んで払う人はほとんどいないでしょう。

その支払いはやはり痛みを伴うものです。

しかし、会社にお金を残し、存続、成長させていくための必要経費だと考えて下さい。

また、税金を支払う、ということはあなたの会社が利益を出したという証明です。

素晴らしいことだと思います。

このご時世、利益を出したくても、赤字の会社の方が多いことが現実です。

利益を出したことや、担税力のあるご自分の事業を誇りに思っていただけましたら。