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こんにちは。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

いよいよ4月☆どんどん春らしくなってきましたね☆

世界フィギュアで羽生選手が圧巻の演技

先日フィンランドのヘルシンキで開催されたフィギュアスケートの世界選手権、

男子シングルで羽生選手がフリープログラムで圧巻の演技をし、逆転優勝を果たしました。

フリーはプログラムの中に4本の4回転ジャンプが組み込まれていましたが、

どのジャンプもすべて加点の付くような美しい素晴らしいジャンプで、

会話も呼吸も忘れてテレビに見入ってしまいました。笑。

 

そんな羽生選手ですが、

初めのショートプログラムでは一つジャンプでミスをしてしまい、5位と出遅れました。

ショートプログラムはジャンプが3つしかない構成なので、

周りの選手がノーミスの演技をするとやはり出遅れてしまいます。

本当にたいへんな競技だなぁ。と観戦するたびに思います。

これまで血の滲むような努力を重ね、練習拠点も海外に移したり、

おそらく、人生の全てをスケートにささげているような生活をされているのだと思います。

でも、本番の演技時間はほんの数分。

その数分で明暗が分かれてしまう。

パーフェクトで決めたいはずの本番でこけたりミスしたりするのは

どれほど悔しいかと思います。

 

ショートを終えた時点では羽生選手もすごく悔しかったことと思います。

インタビューでは、「実力不足です。」と答えていました。

一切言い訳をせずに、結果は結果として受け止めて、そして前を向く。

試験勉強や仕事においても大事なことですよね。

逃げない姿勢の大切さ

他の多くのスポーツ選手にも言えることですが、今回の羽生選手にしても、

試合が始まる前でも、弱いことは一切言いません。

日本のみならず全世界でたくさんの人が見たり聞いたりしているのに、

その逃げない姿勢は本当にすごいと思います。

わたしだったら、プレッシャーに押しつぶされてしまいそうです。

 

わたしがこれまで頑張ってきた勉強や仕事については、

見ている人といえば、周囲の知人や友人、家族、職場の人くらいのものです。

それでもその人たちが見ていることに少なからずプレッシャーをかんじたものでした。

自分が気にするほど、他人は自分のことなど気にしていないとかんじるところですが、

ともすれば心が弱くなったときに、

「わたしなんて」「まだまだ全然ですから・・」と言ったりしました。

一見、謙遜しているような言動ですが、

自分に甘えているというか、逃げ道を作っていることだと思います。

 

強い姿勢を周囲をみせるためには、やはりたゆまぬ努力や勤勉さが必要になってきます。

そして仮に結果が出なかったとしても揺るがない強さが必要です。

日頃から圧倒的な努力を積んでいるからこそ、自分に納得でき、揺るがないのでしょう。

弱い自分を容認するということは、勤勉さを一部放棄する自分を許すことだと思います。

一流アスリートたちの揺るがない強い姿勢を見たとき、

かっこいいなと感嘆すると同時に、時として逃げ腰であった自分の弱さに気づかされます。

そしてそんな自分とは決別したいと思うのです。

最後に浅田真央選手について

浅田真央選手も大好きなスケーターのひとりです。

真央選手が「ミラクル真央」と呼ばれていた時代から応援してきました。

わたしが試験勉強をしていた時代は、ちょうど真央選手と韓国のキムヨナ選手が

しのぎを削っていた時代でした。

ちなみにキムヨナ選手も大好きな選手です。

真央選手は女子選手ではほとんど誰も跳べないトリプルアクセルに挑戦して

そのアグレッシブな姿に受験生のわたしはたくさんの勇気をいただきました。

近年の真央選手は若手の台頭におされて、また自身の左膝の故障により、

年末のグランプリファイナルや今回の世界フィギュアの出場も逃してしまいました。

 

わたしだったら、プライドは傷つくし、辛くて即引退、となってしまうかもしれません。

でも、現役を続行する真央選手はすごいなぁと思うし、そんな真央選手をリスペクトし

応援する人はとても多いと思います。

それは彼女が単純に外見が美しいだけでなく、

これまで本当にすごい努力をしてきたことをみんな知っているから。

 

頑張る姿は、たくさんの人に感動を与え、人の心をとらえて離さない。

 

わたしは真央選手の優雅でなめらかな大人のスケートが大好きなので、

現役を続けてくれることは素直に嬉しく思う。

たとえ点数がのび悩んでも華のあるスケーティングは美しく魅力に溢れている。

来年はいよいよ平昌オリンピック、五輪シーズンとなります。

納得の演技が出来て輝く真央選手の笑顔がもう一度見れたらと思います。

 

<編集後記>
休日は近くの山にハイキングにいってきました。
車で五合目(?)くらいまで行き、そこから登りました。
山は少し肌寒かったですが、マイナスイオンがたくさんで気持ちよかったです。