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3/31~4/2まで車で鳥取県米子市と兵庫県豊岡市に行ってきました。

 

1日目は、鳥取県米子市に。

祖母の家があり、お墓参りをする目的です。

(しかし、90才を超えた祖母は、米子市の家にはおらず、
親戚のいる兵庫県豊岡市の特養に入っています。)

2日目は、祖母のいる兵庫県豊岡市に。

それぞれで一泊をしました。

桜のキレイな時期なので、お花見も兼ねています。

車で米子市に行くときは、近畿道 → 中国自動車道 → 米子自動車道を利用します。

これらの高速道路の中で、中国自動車道については、
宝塚トンネル付近でいつも渋滞していましたが、
今年の3月に新名神が開通し、そちらに分散されたせいか
まったく渋滞がなくて快適でした。

米子自動車道に入り、米子市が近づくにつれて、
大山がキレイに見えてきました。

 

 

 

 

 

 

 

「おおやま」ではなく、「だいせん」と読みます。

そして、行くところどころで、桜もとてもキレイに咲いていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

2日目は兵庫県豊岡市にいる祖母に会いに。

祖母に会えたのは嬉しかったですが、
少し胸がつまった。
かなり痩せてしまって、容貌が変わってしまっており、
沢山いるお年寄りの中で、すぐに祖母の姿が分らなかったからだ。

それにあまり喋れなくなってしまっていた。

「(あまり来れなくて)ごめんね。」と言ったら、泣きそうになったけど、
我慢した。

祖母も頑張ってここで生きているのに、泣くのはおかしい。
だから笑顔でいようと思った。

笑顔で話しかける。

 

「昨日、米子のお墓に行ってきたよ。」
「キレイにお墓、磨いてきたから安心してね。」
「明日、お祖母ちゃんに会いに行くって、お祖父ちゃんにも報告したよ。」

 

分ってるかな?と心配でしたけど、
分っているようで、
「ありがとう。」と手を合わせるジェスチャーをしてくれた。

いつも堅実で優しかった祖母。
前日に米子の家で見つけた祖母の手書きのメモ。
冷蔵庫の横に貼ってあるそれを見つけて
祖母らしいなぁと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつも夫である祖父を立てていました。

祖父が亡くなったのはもう15年ほど前ですが、

病室で祖父が息を引き取るとき、
夫に向かって深々と頭を下げた祖母。

美しい夫婦の愛だと思った。

夫婦というのは、長い間の中で本当にいろいろなことがあると思う。
一緒にいてしんどいときもあると思う。
でも最後には美しい花が必ず咲くのだと思った。

 

祖父が亡くなって、しばらく経ったころ、

祖母と一緒に車に乗っていたら、
祖母が外を見ながらぽつりと言った。

 

「この道はお祖父ちゃんと一緒によく自転車で通った道。
今は寂しい。」

 

それを聞いて驚いた。

19才でお嫁に行って、ずっと長い間、一緒にいて、
亡くなった後もそんな風に思えるなんて!と思ったからだ。

寂しいことは辛いことですが、
そのことに驚いている自分、
そんなことが分らない自分の方が
よっぽど寂しい人間だと思った。

そんなこともふと思い出した今回の旅でした。

いつか祖母のように思える自分になれたらいいなと思う。

 

あと、祖母と会っていて一番嬉しかったことは
わたしの笑顔を見て、祖母も何度も満面の笑顔になってくれたことと、
「まいこちゃん。」と呼んでくれたことでした。

会えてよかったです。

次はまた、5月or 6月に会いに行きたいと思います。

神様が祖母を守ってくれますように。

 

☆★☆ 編集後記 ☆★☆
今度大阪で開催されるAIセミナーを申し込みました。
東京で税理士をされている師匠がお越しくださいます。
とても関心のある内容。楽しみです☆