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昨日、去年の士業交流会で知り合った女性社労士さん(以下「Nさん」といいます。)からLINEで「2月上旬で独立する」とのメッセージをいただきました。

 

昨年11月末の他の女性社労士さんを交えての女子会では、そんなことは聞いていなかったので、とても驚きましたと同時に「おめでとう」と、Nさんの大きな決断に心から祝福の拍手を。

 

美味しいお酒を飲みながらの女子会の中で、Nさんが勤務している事務所でとても頑張っていることを聞いていました。

 

「こんな人が従業員とは、所長、いいねぇ~」と思わず感嘆の声をあげるほどの頑張り屋さんです。

 

事務所主催のセミナーに登壇し、スライドも全部ご自分で作成されたとのこと。
また、営業のための外回り(会計事務所などを回る)も頑張っておられるとのこと。

 

「営業のための外回り」については、ちょっと驚いてしまい、「仕事獲るのは所長の仕事なのでは・・!?」と言ってしまいました。

 

でも愚痴ひとつこぼさない明るく前向きなNさん。

 

『独立したらいいのに…』と思いましたが、独立は生活が大きく変わるものでもあり、人に強く勧めるものではないと考えています。

 

Nさんご自身も「独立についてはまだ考えていない。」とのことでした。

 

そんな頑張り屋さんのNさんが「独立する」と聞いて、とても嬉しく、「おめでとうございます。」のメッセージをお送りしました。

 

すると、
「万全を期して…というわけでも何でもないので、おめでとうという感じではないのですが…」との返信が。

 

この気持、すごく分りました。独立したものとして。

 

「食べていけるのか…」
「経験値はこれでいいのか(もうちょっと勤務で修行したほうが…)」

 

これらの不安は、開業というスタートラインに立ったときの心に大きく占拠するもの。

 

まさに3年前の今頃のわたしがそうでしたし。。

 

ワクワクする気持はあるものの、大きな不安が濃い霧のように心の中に立ちこめていました。

 

でも、今のわたしはあの時のわたしに「おめでとう。」と言いたい。

 

今のわたしも全然「安定している」とは言えませんし、今でも不安は消えませんが、それでもやっぱり、「独立してよかった。」と思うからです。

 

独立してからは「税理士の仕事って楽しい」と心から思えますし、時間の使い方や働く場所の選択などの自由度は勤務時代の比ではありません。

 

たくさん色々な人に会えるのも楽しいです。「独立している」ということで、これらの人の自分を見る目も変わりました。

 

責任は自分ひとりに重くのしかかりますが、その責任の重さでさえ「やり甲斐ある。」とむしろプラスに思います。

 

嬉しい言葉

Nさんも不安はおありでしょうが、「色々考えるだけでもワクワクしています。」と、希望ややる気に満ちあふれているかんじです。

 

そして、

 

「昨年お二人にお会いしたときは、今のタイミングでは…とは思ってなかったんですが、きっと同じ女性であるお二人が楽しそうに立派にお仕事されてる様子をみて、自分も…と思った部分もあると思います。」

 

と言っていただけました。

 

そんなふうに思っていただき、嬉しかったです。

 

自分の姿が独立を迷われてる方のキッカケの一つになれたなんて。

 

わたしもまだまだではありますが、これからも、「あの人が楽しそうだから、独立したいな。」と思ってもらえるような税理士でいられるよう頑張っていきます。

 

☆★☆ 編集後記 ☆★☆
昨日は女性司法書士さんと天王寺のイタリアンでランチを。
共通の知人である弁護士さんを通じて知り合いました。
この司法書士さんも次の社労士さん達との士業女子会にお呼びすることに。
お酒、お強いとのこと。楽しみです☆