Pocket

わたしが「ひとりで事務所をやっていきたい。」ということを知っている方々から、表題のようなご質問を頂くことがあります。

 

それに対する答えは「はい。」で、よほどのやむを得ない事業が生じない限り、ひとりで頑張れればと考えています。

 

繁忙期に疲弊するか否かは自分次第

まず、「繁忙期だけでも誰かに手伝ってもらおう!」となる状況は、自分で作り上げた状況。

 

なので、単純にそのような状況にならないように注意すればよいと思っています。

 

わたしが注意しているのは、次の2点です。

 

無理な仕事は受注しない

例えば、わたしなどが、「1年分の入力が必要、しかも、めっちゃ多い」みたいな確定申告の仕事を受注してしまうと、それこそ「ちょっと、誰か来て!」の状況になるのは目に見えています。

 

なので、そんな仕事は丁重にお断りするようにしております。

 

・・・なんて、カッコイイこと言ってますが、以前には、そんな仕事も受注したことがありました。

 

法人税の確定申告でしたが。量が多いだけでなく、税理士関与がしばらく無かったそのお客様の内容は想像以上であり…。

 

途方に暮れました。

 

しかし、申告期日もじわじわ迫っており、もちろん、投げ出すワケにいかず…。

 

期日までになんとかキレイに決算書、申告書を仕上げましたが、提出して間もなく体調を崩してしまいました。

 

働くことは多少なりとも「命を削る」ことではありますが、「これはちょっとイカンな」と深く反省した経験でした。

 

それ以来、仕事の受注の際には慎重に判断するようにしており、明らかに「誰か手伝って!」の状況にならないように注意しています。

 

既存のお客様の申告は前倒しで取り組む

弊所の場合は、スポットの確定申告よりも既存のお客様の確定申告が多いです。

 

顧問のお客様については、年内から定期的に会計内容の確認を行い、疑問点がある部分については、その都度クリアにしています。

 

年1のお客様についても、年内にも最低でも1度はお会いしてお打ち合せをさせていただき、数字の確認を行っています。
(なので、実質、年1の方はおられず、みなさん年2以上。)

 

わたしにとって、申告間際に慌てなくてよいというメリットだけでなく、お客様にとっても、年内の段階で、節税や経営上の判断についての相談ができるメリットがあります。

 

もちろん、資料回収のお願いも早め早めにアナウンスするようにしています。

 

短期間のみ誰かに手伝ってもらう考え自体、そもそも無い

税理士はお客様の大事な情報をお預りするので、もし仮に誰かに手伝ってもらうとしたら、信頼関係が築けてる人がいいなと思います。

 

もちろん、繁忙期のみ優秀な派遣さんに来て頂く、というのも良いアイデアだとは思います。

 

なので、そこは、単純にわたしが心配性なだけと思いますが、大事な仕事を手伝って貰うのであれば、やはりじっくり面接等を通じて知り合い、そして、一定期間一緒に働き、お互いに信頼し合える人がいいなと思います。

 

そうなると、通常期ひとりなわたしは、繁忙期もやっぱりひとり、ということになります。

 

ただ、妹が、

「手伝えることがあったら言ってね。コーヒー1杯位ならご馳走になります。」

と言ってくれて、嬉しかったです。

 

妹はオフィスの一駅離れたところに住んでいて、専業主婦ですが、パソコン操作は得意そう。

 

クリスマス会で遊びに行ったとき、机にMacが置いてありました。

 

もし手伝ってもらうとしたら、コーヒー1杯で・・なんて思うようなケチ姉じゃないですよ。(^_^)

 

そんなふうに言って貰えると、ありがたい…とじんわり思うと同時に、普段、健気に頑張っとるんやなぁ~わたし、と気付く。

 

そう、申告期限が1ヶ月切った今の不安は、コロナとかインフルとか、とにかく、ウィルスが怖い。絶対に体調を崩したくない、ということと、あと、パソコン壊れませんように…ということでしょうか。

 

同業者の皆さん、体調に気を付けてください。

 

頑張りましょう・・!

 

☆★☆ 編集後記 ☆★☆
フェイク植物をオフィスに置くことにしました。
フェイクではありますが、緑はやっぱり癒やされます。
枯らす心配がないので安心です。