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こんにちは。

ご訪問、ありがとうございます☆☆☆

 

この9月に東京で税理士をされている井ノ上陽一さんが書籍「ひとり税理士のIT仕事術」を出版されました。

独立してから、まだ歴史浅いわたしですが、「どうしたらもっと効率良く仕事できるだろうか」と悩んでいたところに、このありがたい内容の書籍が出版されました。

そして、さらにありがたいことに、著者の井ノ上さんが大阪にまで来られ、出版セミナーを開催してくださいましたので、参加させていただきました☆

そして会場では、井ノ上さんが直接本を手渡してくださいました。

著者から直接本を手渡していただくことなど、これまでで初めての経験で嬉しかったです☆

書籍の内容は、キャッチコピー「ITに強くなれば、ひとり税理士の真価を発揮できる!!」とありますとおり、ひとり税理士がITに強くなるようなエッセンスがぎゅっと凝縮されている一冊です☆

 

なぜ「ITが苦手」なのか

この書籍の冒頭に「IT苦手という口癖を禁止にしましょう」と記述があり、ハッとしました。

「IT苦手・・」というセリフ、何度か使ったことがあるからです。

でも、それは自分への甘えだったと反省しました。

そして、いったい自分は何故「苦手」と思ったのだろうと回顧してみました。

 

原因としてあげられるのは、IT関連で新しいことを試みようとすると、

ネットで検索するなり何かしら調べないといけないこと。

また使いこなすようになるまでに、「これでよいのか?」と自問自答を繰り返し、
答えを確認する術も、「これで大丈夫かな?」とパソコンの画面を見せながら直ぐに質問できる人もおらず。

また、新しいことは未知なるゆえ、エラーが起きたらどうしようか、トラブルが起きて、直ぐに解決できず、時間だけがやみくもに膨大にかかったらどうしようか、それは本当に嫌だ、とも思っていました。

 

以上のような理由で、もう少しIT技術を磨いた方が良いということは頭では分かっていたものの、ついつい回避して、慣れている従来の方法で仕事に取りかかっていました。

従来の方法だと、少しの面倒があったりするものの、取りあえずは処理を前に進めることができるし、何時頃に終了するのかという見通しも立つ。

見通しが立つことは単純に安心をもたらしてはくれました。

 

また、ITに熟達していなくても、税理士業のひととおりは出来てしまいます。
無駄な時間がかかるかどうかということは別として。

これまでも、会計ソフトや税務申告ソフト、電子申告、メール、エクセルやワード、スマホなどを普通に使って税理士業をこなしてきました。

 

また、独立開業してからというものの、当たり前ですが、とにかく新しいことばかりが続いてきた。

このブログを開設したことや、記事を投稿してきたこと。ホームページを製作したことも、代表する「新しいこと」です。

目の前の新しいことをこなすのに精一杯で、日々が過ぎてゆきました。

そしてやはり、日々の中で、少なからず時間に追われるということも出てきたのです。

時間というものは限りあるもの、24時間は短いんだということを思い知らされました。

「将来は人を雇った方がよいのではないか?」と自問自答することもしばしばでした。

 

IT技術が向上するたくさんの方法が網羅された書籍

しかし、この書籍に出会えたことで、真剣にITの技をもっと身につけて、もっと真剣に効率化を目指してみようと考えたのです。

人を雇う前に、解決できること、出来ることはまだまだあるはずだと。

書籍の内容は、実際にITを使いこなしておられる井ノ上さんが実践されてこられた内容ばかりなので信頼をし、安心して挑戦することができます。

現時点ではひととおり目を通しただけですが、内容は、ひとり税理士のみならず、
税理士に特化した内容部分を除けば、全てのスモールビジネスに関わる人に役立つ内容だと思います。

もし、あなたがわたしと同じように時間に追われ気味で少し悩んでいるのなら、是非、手にとってみて下さい。解決のヒントがあるはずです。

 

身につけるには覚悟が必要

これも書籍の冒頭に書かれていたことなのですが、

「ITの敷居は高いので覚悟すること」

この言葉が少し意外なものとして心に浸みました。

これまで、ITを得意とされる方々は天性の才能があると思っていたからです。

そう、才能に恵まれた人達は、いとも簡単にITの技を身につけられ、仮にトラブルやエラーにも見舞われても、瞬時に回復する能力があるのだと。

これを読み、そうではない、敷居は誰にでもあり、それを超えるには努力が必要なんだと、覚悟を持たねばならないんだと思い直しました。

世の中のITを得意とする人の中には、手の内は見せず、いとも簡単に自分は身につけることができた、言外に「こんなことも知らないの?」とにおわし、クールにドヤ顔をする人も多勢います。

しかし、「敷居は高いものだ」と井ノ上さんほどの方がおっしゃってくださったことに安堵をいただきました。

才能ではなく、努力で超えられるのであれば、ヤル気は俄然でますね☆

未来の自分に会うのが楽しみになるような、そんな一冊だと思います。

☆★☆ 編集後記 ☆★☆
今日から本格的に新学期がスタートしたかんじです。
9/1が始業式でしたが、すぐに土日でしたからね(^^;)
やはり、ほっとします☆