個人の確定申告期間の真っ只中、

税理士業界はいわゆる繁忙期といわれています。

 

繁忙期という言葉自体はあまり好きではありませんし、

普段から「忙しい」とはあまり言わないようにしておりますが、

それでも、今の時期は少し忙しいなと無意識のうちにかんじてしまうところです。

今月に入りましてから、少し内勤が不足気味で余計にそう思うのかもしれません。

先週末などは、少し過呼吸気味になってしまい、
家族がいないところではずっと肩で呼吸してしまいました。
（睡眠を多めにとり、日曜日には回復☆）

 

この時期、通常業務を多少後回しにしても大目にみてもらえる税理士業界

税理士事務所の通常業務の代表格の一つといえば、

いわゆる顧問業務の月次処理が挙げられます。

 

かくいうわたしも、勤務で働かせていただいておりました頃は、
担当のお客さまに対し、「すみませ～ん（汗）」というかんじで、

「ちょっと今、確定申告時期で、月次は、来月までお待ちいただけますでしょうか？」

などと平然と申しておりました。

お客さまの方も、

「そうですよね～！わかりました！」

と仰ってくださっていました。

この時期は「忙しいんだから、しかたないよね。」という空気感に
自然になっていて、

申し訳ないことに、そのご厚意に甘えていたのだと思います。

 

しかし、独立した現在、そんな甘えた考えは捨てました。

 

こちらの都合で、お客さまの通常のお仕事を後回しにできないと考え、
確定申告のお仕事は少しセーブさせていただきました。
（ブログを書く時間も確保したかったのもあり。）

もちろん、この時期もお客さまは、確定申告とは全く関係のないお仕事も仰ってこられます。

 

月次処理ができましたので確認お願いします。

○○といった補助金を受けたいのですが。

新しい投資の資料を送りますので、目を通していただけますか。

などなど。

 

そんなお声に対して、

「ちょっと、いま、確定申告期なので。。」などとは言えません。

いろいろなお仕事を1度に処理はできませんが、
確定申告以外のお仕事も、後回しにせず、
一つ一つクリアしていけるようにと考えています。

 

わたしという税理士サイドから見た場合、お客さまは、
何人かいるお客さまの１人、ということになってしまいますが、

お客さまにとっては、依頼しているたった１人の税理士、ということになります。

 

そのことは常に忘れてはならないと自身に言い聞かせ、
1人1人のお声に真摯に耳を傾けるように心がけております。

 

時間とお金のバランスを重視する

確定申告時期に限らず、昨年の後半あたりから、

あまり仕事はパンパンに詰め込みすぎない方がよい、と考えるようになりました。

ひとりで税理士事務所を運営しておりますので、
出来る仕事量はしれています。

また、業務を行っていれば、予定していない仕事が急に入ってきたりもします。

そんな状況で、初めからパンパンに詰めたスケジュールを組んでいると
わたしの場合、パンクすることが目に見えていますし、
そのことにより、
仕事の質が低下するリスクが高まることは容易に想像がつきます。

 

自身にとって、予定を組むときは、
「ちょっとゆるいかも？」と思うくらいがちょうどよいと考えています。

 

もちろん、きちんとお金が回るということが前提にはなりますが。

たくさん売上げを上げなくても、時間とお金のバランスがとれていて、
息切れしない状態が自分にとっては、一番良い状態だと思っています。

 

パンパンに仕事を詰め込み、売上げを上げることのみに注力すると
確かに、お金は入ってきます。

しかし、

クタクタに疲弊している状態は、
楽しく仕事をしている状態だとはいえません。

それよりも、

最低限の売上げにはなりますが、
自分が納得できる仕事を楽しくこなすことができる状態が、
お金よりも大切な価値あることで、

目には見えないものですが、わたしが一番大切にしているものです。

 

☆★☆　編集後記　☆★☆
それでも、今の時期「税理士は忙しくて大変」と
思っていただいているせいか、
甘い物をよく頂戴します。
先日、お客さまより「いちご大福」をいただきましたが、
「いちご大福」って自分ではあまり買ったことなかったのですが、
美味しいんですね！
フレッシュなイチゴの甘酸っぱさとこしあんと柔らかいお餅が
とてもよく合う♪
ちょっとハマリそうです(*^_^*)

アイキャッチ画像のマカロンも
お客さまと一緒に頂きました☆
色とりどりのマカロン。
目で楽しいだけでなく、
食べても、とても美味しかったです♪